• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
モネからリヒターまで。ポーラ美術館開館20周年展に見る未来への態度表明
2022-04-10
モネからリヒターまで。ポーラ美術館開館20周年展に見る未来への態度表明

 2002年に箱根に開館して以来、ポーラ創業家二代目の鈴木常司が戦後約40年をかけて収集したコレクションを公開し、これを基盤として様々な企画展を開催してきたポーラ美術館。今年20周年となる同館が、これまでで最大規模と謳うのが、開館20周年記念展「モネからリヒターへ
― 新収蔵作品を中心に」だ。


 ポーラ美術館といえばモネやルノワールをはじめとする印象派のイメージが強いが、近年ではそうした従来のコレクションに加えて、20世紀から現代までの美術の展開をたどるための重要な作品を収集している。


 本展は、鈴木常司が収集した19~20世紀の近代絵画が中心となるコレクションと、近年新収蔵した作品をあわせて紹介する初の展覧会。「光」をテーマとし、移ろう光を絵画に描き留めようとしたモネなど印象派の画家たちの作品から、光に強い関心を持つゲルハルト・リヒターや杉本博司などの現代の作家の作品、100点以上が一堂に集う。ポーラ美術館の開館記念展が「光のなかの女たち」であったことを考えると、節目の展覧会として「光」をテーマに据えるのはごく自然なことだろう。

 会場は鈴木常司のコレクションと新収蔵を組み合わせた第1部と、近代と現代を結ぶ作家たちの作品が並ぶ第2部で構成。


 第1部は、鈴木常司コレクションの中心となった印象派において重要な作品、ルノワールの《レースの帽子の少女》(1891)から始まる。このセクションでは、新収蔵されたベルト・モリゾ《ベランダにて》(1884)をはじめとする「女性像」、モネ《睡蓮》(1907)に代表される「水辺の風景」、セザンヌ《ラム酒の瓶のある静物》(1890年頃)などの「静物画」、そして「フォーヴィズム」など、テーマ別での展示となる。

 また日本の近代洋画は時代や流派ごとに分けられており、松本竣介や坂本繁二郎、レオナール・フジタは作家ごとの紹介だ。


 第2部は、これまでのポーラ美術館コレクションにはなかった作家が並ぶという意味において新鮮だ。難波田龍起や田中敦子、山口長男など戦後日本の前衛美術、白髪一雄や中西夏之といった材質感を追求した作家たち、モーリス・ルイスやヘレン・フランケンサーラーといった海外の抽象絵画、そしてアニッシュ・カプーアやドナルド・ジャッドら現代の作家たちまでを網羅されている。


 また中林忠良、杉本博司はそれぞれ個別に紹介。光のスペクトルそのものを作品化した杉本の最新シリーズ「Opticks」は、まさに本展テーマとも合致する作品であり、今後のポーラ美術館の収集の方向性をも示唆するものだ。


 ただ、やはり本展の白眉となるのは、ゲルハルト・リヒターとモネの組み合わせだろう。 



 《抽象絵画(649-2)》(1987)は、70年代後半にリヒターが着手した「抽象絵画」シリーズのひとつであり、スタイルとして洗練を迎えた時期のものだ。スキージ(板)を使った痕跡がはっきりとわかる、複雑な絵具の重なり。見れば見るほど様々な発見がある作品と言える。


 本展では、この《抽象絵画(649-2)》が展覧会タイトル(「モネからリヒターへ」)をなぞるように、モネ《睡蓮の池》(1899)と並べて展示されている。同館学芸員・工藤弘二はその意図として、 「リヒターはこれからのポーラ美術館の未来を象徴する1点。過去から未来への架け橋として、この2点を紹介できればと考えた」と説明する。


 太鼓橋としだれ柳が描かれた《睡蓮の池》と、一番奥に水を連想させる鮮やかな青が塗られた《抽象絵画(649-2)》。この2点を対比することで、時代を超える作品の不思議な共鳴が感じられる。こうした斬新な展示も、コレクションを更新し続けてきたポーラ美術館だからできたことだ。


 こうした時代を超えた作品の接続は、ルノワール《髪かざり》(1888)とフェルナン・レジェ《鏡を持つ女性》(1920)、モネ《セーヌ河の日没、冬》(1880)とジョアン・ミッチェル《無題(ヴェトゥイユのセーヌ河の長め)》(1970-1971)、ヴィルヘルム・ハマスホイ《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》(1899)とリヒター《グレイ・ハウス》(1966)など、会場の随所に見ることができる。まさに本展は、開館20周年を迎え、未来へ向かっていこうとするポーラ美術館の態度表明とも言えるだろう。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/2388413e5a47da2b408081d51eb725faf6df07cf

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 美術館の裏側を伝える展覧会「鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復」レポート
    2024-05-29

    被害者「問題解決には程遠い」 旧ジャニーズ被害者らが会見
    2024-05-29

    囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    将棋叡王戦、藤井が勝ち最終局へ
    2024-05-30

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    杉真理×和田唱がビートルズをとことん語る!NHK-FMの人気番組「ディスカバー・ビートルズ」がオンライン講座として復活!
    2024-06-02

    ビルケンシュトック、創業から250年の歴史を振り返る2冊を出版
    2024-06-01

    道後温泉の記憶を継承するアート 大竹伸朗が“描き”重要文化財を守ったテント膜「熱景」の再生
    2024-06-03

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    第34回福岡アジア文化賞受賞者が決定。大賞は真鍋大度
    2024-06-04

    「CLAMP展」が国立新美術館で7月より開催。展示数は史上最多の約800点
    2024-06-04

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」開催決定
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト13。「令和6年 新指定国宝・重要文化財」展から国立西洋美術館の現代美術展、KYOTOGRAPHIEまで
    2024-06-04

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    田名網敬一が新作の巨大インスタレーションを発表へ。世界初の大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」
    2024-06-06

    佐渡金山の世界遺産登録、「情報照会」勧告
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛