• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
人間国宝・中川衛の精緻な仕事を堪能する。パナソニック汐留美術館で見るひとりの金工作家の制作と伝承
2023-07-14
人間国宝・中川衛の精緻な仕事を堪能する。パナソニック汐留美術館で見るひとりの金工作家の制作と伝承

 金沢を拠点に活動する金工作家であり、重要無形文化財「彫金」保持者(人間国宝)である中川衛。その初期から最近までの活動を幅広く紹介する展覧会「中川
衛 美しき金工とデザイン」がパナソニック汐留美術館で始まった。


 中川は1947年石川県金沢市生まれ。金沢美術工芸大学産業美術学科で工業デザインを専攻し同校を卒業後、大阪の松下電工(現・パナソニック)に入社し、美容家電製品などのプロダクトデザインに携わる。27歳で帰郷し、石川県工業試験場に勤務していた頃には石川県立美術館で行われていた鐙(あぶみ)の展覧会を観たことがきっかけで、加賀象嵌(かがぞうがん)に魅了され、彫金家の高橋介州に入門し工業試験場に通いながら修業を重ねていった。


 2004年には金工の技術継承に尽力した功績により、重要無形文化財「彫金」保持者(人間国宝)に認定。また今日まで、母校の金沢美術工芸大学をはじめ、後進の育成に尽力するいっぽう、積極的に海外研修を行うなど国際的な視野で活動を展開している。


 本展は、そんな中川の仕事を3章に分けて紹介。松下電工時代をはじめとする、工業デザイナーとしての仕事を紹介する第1章「工業デザインの精神」、加賀象嵌の仕事を中心に紹介する第2章「象嵌のわざと美」、中川に学んだ次世代の金工作家作品や海外での仕事を紹介する第3章「国境と世代とジャンルを超えて」といった構成だ。


 中川が追求する「象嵌」とは、金属の表面を鏨で彫り、できたわずか1mm程度非常に薄い溝に異なる金属を嵌めこんで模様をつくり出す技法。とくに、複数の異なる金属の層を組み合わせて意匠を構成する、難易度が高いとされる「重ね象嵌」で高く評価されている。

 例えば、本展のハイライト作品のひとつで、同タイトルの類作がメトロポリタン美術館に収蔵されている《象嵌朧銀花器「NY. 7:00
o’clock」》(2022)は、ニューヨークの高層ビル群をモチーフに線象嵌で表現したもの。ビルの窓に映った重層的なビルを表現するためには、厚さ1.5mmの金属板を嵌めこんで磨いた後、次第に1.2mm、1mm、0.6mm、0.4mmの金属板を重ねて嵌めこみ、精緻につくりあげられている。


 中川の制作は、海外で見かけた風景と自身の記憶の組み合わせによって紡ぎ出された抽象文様と、日常生活にヒントを得た立体のフォルムが特徴づけられる。例えば、《象嵌朧銀花器「北杜の朝」》(2016)は作家がスウェーデンで目にした景色をスケッチし、その様子を異なる種類の金属の重ね象嵌により悠々と表現したものであり、その膨れているようなフォルムは餃子から着想を得たという。


 また、大英博物館のキュレーターに「象嵌でチェック柄を表現してはどうか」と勧められたことをきっかけにつくられ、日本の伝統模様である市松を掛け合わせた《象嵌朧銀花器「チェックと市松」》(2010)も、器のかたちが空港までのバスのなかで思いついたキャラメル箱に由来するという。


 冒頭でも紹介したように、本展の最終章では中川に学んだ金工作家11名の作品をはじめ、現代美術家・舘鼻則孝との共作や、中川が海外で触れた象嵌の写真資料などが展示。若き頃の作品から教えた作家の作品まで幅広く網羅された本展について中川は、「自分のやってきた人生のような感じを受けている」としつつ、次のような期待を寄せている。


 「この展覧会は私だけの人生を記念するようなものだけでなく、伝統工芸とはどんなものかを理解していただき、少しでもそれを継承していく人が増えればいいなというものになれば」。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/48479e49be02c72ce9117afdb78924c37d5bc029

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 藤井聡太八冠、瀬戸際の戦い 将棋叡王戦、31日に第4局
    2024-05-29

    民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    芸術レベルのグッズも登場! パリ・東京・大阪の名コレクションが集まる「TRIO展」
    2024-06-01

    ビルケンシュトック、創業から250年の歴史を振り返る2冊を出版
    2024-06-01

    映画「ゴジラ‐1.0」の震電は「コックピットだけ復元」のはずだった…山崎貴監督がエピソード披露
    2024-06-04

    千年後の未来へ 太宰府天満宮のふすま絵完成 日本画家神戸智行さん移住し10年かけ完成
    2024-06-04

    「企画展 歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」(泉屋博古館東京)開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ
    2024-06-04

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション
    2024-06-05

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も
    2024-06-04

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
    2024-06-06

    佐渡金山「情報照会」と勧告 世界遺産登録に可能性残す
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    ブリン・バン・バン・ボンが1位 ビルボード、上半期人気曲
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛