• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
中野長武 「職業日記シリーズ」快進撃の内幕――なぜ高齢読者の心をつかめるのか
2022-10-05
中野長武 「職業日記シリーズ」快進撃の内幕――なぜ高齢読者の心をつかめるのか

『交通誘導員ヨレヨレ日記』(以下『交通誘導員』)、『マンション管理員オロオロ日記』など現在13冊、累計発行部数45万部の「職業日記シリーズ」。これを手がけるのは、三五館シンシャの社長にしてただ一人の社員、中野長武氏(46歳)だ。
(『中央公論』2022年10月号より抜粋)
──タイトルやカバーイラストが印象的なこのシリーズ、どういう経緯で生まれたのでしょうか?


「職業日記シリーズ」は、介護やコールセンターなど、理不尽な目に遭いがちな仕事に就いている人たちの生活をテーマにしています。一般人の持ち込み原稿をもとに、「給料のことも書いてください」「こういう話は不要です」などと伝えては書き直してもらい、仕上げていきます。

 とはいえ、1作目(2019年)の交通誘導員の柏耕一さんは、もともと出版関係者なので原稿はすでに出来上がっていました。それが3~4社に断られて、たまたま私のところに来たんです。

 たしか「交通誘導員フラフラ警備日記」という仮タイトルが付けられていたのですが、それを少し短くし、さらに「ヨレヨレ」を二人で話して決めました。

 副題の「当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます」は、私からの提案で付け加えたものです。


──このシリーズは、ページ下部に付いている膨大な脚注も読み応えがありますね。


 専門用語を本文で説明していると鬱陶しくなるので、脚注を付けました。とはいえ脚注の内容を用語解説だけに限ると4~5ページに一つになり、スカスカになってしまう。そんな本を読者に提供するわけにはいきませんし、どうせなら楽しんでもらおうと思いまして、柏さんに雑多な話を聞いては、どんどん脚注に入れていったのが始まりです。


──『交通誘導員』のまえがきに「類書がない」とあります。出版社では、類書がないものは企画会議で通りにくいと聞きます。これが出せたのは中野さん一人の会社だからでしょうか?


 そうかもしれませんね。一人でやっている会社なので、そもそも会議がありません。私が面白いと思えば出版できます。それに会社を大きくするどころか、社員を2人にするつもりすらありません。数千部を刷って増刷がかかれば、商いとしては充分なんです。

 だから数千人が読んでくれさえすればいいので、割り切って決断しやすいというのもありますね。


──そうして出した本が今や7万6000部ですね。


 売れるきっかけは、『読売新聞』の「サンヤツ」(一面の下部にある、文字だけの書籍広告欄)なんですよ。本好きはあそこを見るんです。それまで、うちの本は広告を打ってもあまり動きがなかったんですが、『交通誘導員』は違いました。

 朝刊に広告が出た日、いつものように10時前ぐらいに事務所に行くと、中で電話が鳴っている。それで急いで入って電話を取ったら一般の方からで、「新聞に載っている、この本ください」って言うんです。「うちは出版社なので本は売っていないから、こちらの番号に電話してください」と宅配で本を買えるサービスを案内して切ったら、またかかってくる。

 当時は新聞広告に自社の電話番号を載せていましたが、それを見て電話をかけてくる人なんて、通常はいないんですよ。それが朝からずっと電話が鳴り続けまして、バタバタしているうちに「これ、売れるな」と。嬉しかったですねえ。

 電話は全部、お年寄りの声でした。サブタイトルに入れた「73歳」が効いたのかもしれませんね。自分と同年代の人が働いていることを書いた本だというので、興味を持ったんだと思います。

 それから書店で売れ始めて、この本は広告が効くとわかってきたため、新聞広告をどんどん大きくしていきました。(笑)

 そうこうしているうちに、今度は「老後2000万円問題」が話題になります。老後に備えて、年金以外にそれだけの資産を貯めておく必要があると。NHKがこの問題の特集の中で、そうは言うけれども老後も働かないと暮らしていけない人がいるんだという流れで『交通誘導員』を紹介してくれたんです。

 その他、『朝日新聞』やテレビ東京のニュース番組など、いろいろなメディアで取り上げられて、どんどん売れていきました。高齢者を中心に、読者が我がことのように感じて買ってくれたのだと思います。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/9b200c58a5dd0557f7b87048b09e5e0782facc12

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • テレビ東京、不適切表現で謝罪 「激録・警察密着24時!!」
    2024-05-29

    ブームなぜ起きた? 東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    『マッドマックス:フュリオサ』に登場する「ある絵画」は何を意味しているのか? ギリシア神話と「ファム・ファタル」から考察する
    2024-06-01

    デザインジャーナリストによる新しいデザイン誌の登場です!
    2024-06-01

    〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち
    2024-06-01

    峰不二子役の増山江威子さん死去 声優、艶ある声でルパン翻弄
    2024-06-03

    ジャスパー・モリソンの名言「…が「普通」のものより役にたつことはない。」【本と名言365】
    2024-06-03

    レイモンド・ローウィの名言「優れたインダストリアルデザインは、…」【本と名言365】
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    彫刻の森美術館で「舟越桂 森へ行く日」が開催へ
    2024-06-05

    GROUP「島をつくる | Planning Another Island」(マイナビアートスクエア)開幕レポート。高層ビルのなかで建築をコンポストする
    2024-06-05

    「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」
    2024-06-04

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    大学入学共通テスト、追試は本試験1週間後 コロナ禍前に戻す 月経痛の配慮明記も
    2024-06-05

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    宗教2世のドラマが受賞 第50回放送文化基金賞
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    umami.is をおすすめする理由
    2025-07-04

    ©  Dopu Box
    💛