瀬戸内国際芸術祭2022開幕! 春の瀬戸芸に行こう

直島、豊島など瀬戸内海の12の島と高松・宇野を、アートと共に巡る瀬戸内国際芸術祭。前回に引き続き春・夏・秋に開催され、4月14日(木)から春会期がスタートとなった。2022では、33の国と地域から184組のアーティストが本芸術祭に参加する。
アート・建築による地域づくりで知られる直島では、芸術祭のシンボル的存在の草間彌生の「赤かぼちゃ」はもちろん、杉本博司ギャラリー 時の回廊や、会期ごとに内容を変えて展示する下道基行の瀬戸内「 」資料館など、外せないラインナップだ。
女木島は、2019に続き「小さなお店」のテーマパークを開催。文筆家の五所純子による「「リサイクルショップ複製遺跡」や、尾道出身の絵本作家・あきびんごによる「瀬戸内カーニバル」など、さらに新たに作家と店舗が加わり、ますます魅力的なセレクトショップとなる。
そのほかに男木島に新たに登場する大岩オスカール+坂茂による「男木島パビリオン」や、小豆島の空き家を舞台にした建築プロジェクト「新建築社+SUNAKI」、大宮エリーによる「INUJIMAアートランデブー」など、今年もパワーアップした内容だ。まずは、気持ちの良い春の季節、ぜひ瀬戸内に訪れてみては?
Text:Akane Naniwa