占領とは何か 接収された山本有三邸が伝える実情 2022-04-26 今月28日でサンフランシスコ講和条約発効から70年。戦後日本にさまざまな影響を及ぼした占領体制の余波を受けた1人が、「真実一路」「路傍の石」で知られる作家の山本有三(1887~1974年)だ。米軍関係者に供用するため三鷹の自邸を接収された山本。その山本邸を利用した三鷹市山本有三記念館(同市下連雀)で開かれている特別展「山本有三邸と接収」では、豊富な資料とともに〝被占領者〟としての山本の姿を伝えている。9月4日まで。