• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
ピーターラビット展に見る、愛すべきキャラクター120年の歴史
2022-03-26
ピーターラビット展に見る、愛すべきキャラクター120年の歴史

 愛くるしく魅力的な動物たちが、美しい自然のなかで織りなすウィットに富んだ物語「ピーターラビット」シリーズ。ビアトリクス・ポター(1866~1943)によって生み出された作品は、1902年刊行の『ピーターラビットのおはなし』を皮切りに120年を経たいまなお、絶大な人気を誇っている。そんなピーターラビットの歴史を振り返るのが、世田谷美術館で始まった「出版120周年
ピーターラビット™展」だ。


 ロンドンの裕福な家庭に生まれ、幼い頃から絵を描く才能を発揮し、とくに小動物を好んで描いていたビアトリクス。第1章は、ピーターラビットが生まれる以前のビアトリクスの表現に迫るものだ。


 ビアトリクスは22歳のときに雄のウサギを購入し、ベンジャミン・バウンサーと名付けかわいがった。1892年、ベンジャミンが死んでから飼い始めたのが雄のウサギ、ピーター・パイパーだった。ビアトリクスはベンジャミンとピーターをモデルに鉛筆でスケッチを残しており、会場ではその一部を見ることができる。繊細な筆遣いからはウサギ特有の柔らかさがよく伝わってくる。また、ベンジャミンをもとにしてデザインされたグリーティングカードの原画などからも、ウサギへの強い愛が感じられるだろう。


 ビアトリクスが挿絵画家として仕事を始めた頃、元家庭教師の息子、ノエル・ムーアの療養を見舞うため、いたずら好きなウサギのピーターについての絵手紙を送ったことから始まったのが「ピーターラビット」シリーズだった。第2章「ピーターラビットのお話」では、この手紙の実物が日本初公開。生き生きとした物語の世界が、この絵手紙からは垣間見える。


 ビアトリクスはこの絵手紙をもとに絵本をつくり、出版社に持ち込むが、事はうまく進まなかった。そこで1901年に出版されたのが『ピーターラビットのおはなし』の私家版だ。


 その後、ロンドンの出版社フレデリック・ウォーン社が1902年に『ピーターラビットのおはなし』を出版。初版8000部はすぐに完売し、ベストセラー作家の道を歩み始める。この出版に至るまでの校正のやりとりが記された書簡、そして初版本も会場には並ぶ。


 また、この章では『ピーターラビットのおはなし』の貴重な挿絵原画34点を一堂に展示。これだけ集まるのは日本初の機会だという。小さな紙の中に展開される豊かなピーターラビットの物語に目を凝らしてほしい。

 1902年から1930年まで出版されたピーターラビットシリーズは23作品を数え、全世界での発行部数は2億5000万部を超えるロングセラーとなっている。
このシリーズ23作品のうち、ピーターラビットが登場するのはじつは7作品のみ。第3章「ピーターラビットと仲間たち」では、この7作品から『ベンジャミン・バニーのおはなし』や『はりねずみティギーのおはなし』『プロプシーのこどもたち』『きつねのトッドのおなはし』などの草稿や初版が並ぶ。


 ビアトリクスは絵本だけではなく、ピーターラビットの様々な関連商品も手がけており、絵本のキャラクターを商品化するための特許を取得したのは、ビアトリクスが最初だとされている。またビアトリクスはイギリスの湖水地方の景観を守ることにも情熱を注ぎ、著書によって得た収入を元に広大な土地を次々と購入。その死後、ほとんどすべての土地と建物はナショナル・トラストに寄贈された。


 グッズが出続けることで絵本も続く、という考えがあったというビアトリクス。第4章「広がるピーターラビットの世界」では、ピーターラビットのぬいぐるみの特許証(1903)や1905年のぬいぐるみ、ビアトリクスが発案した「ピーターラビットの追いかけっこゲーム」、ステンシルプレート、ビアトリクスが監修したグッズまでを展示。いかにピーターラビットの世界が広がっていったかがわかる。

 なお、第4章には特大のバースデーケーキが登場。ピーターラビットの世界を体験できるイギリス湖水地方のテーマパーク「The World of Beatrix
Potter
Attraction」が本展のために特別に制作した、高さ1.8メートルのバースデーケーキで、ピーターラビットの誕生日を来場者と一緒に祝うというものだ。


 日本初公開作品を含むおよそ170点を一挙展示する本展。2016年に開催されたビアトリクス・ポター生誕150周年展覧会とは異なり、ピーターラビットそのものにフォーカスした展覧会となっている。世界中で愛されるピーターラビットの魅力に浸ってほしい。本展は今後、あべのハルカス美術館(7月2日~9月4日)、静岡市美術館(9月15日~11月6日)に巡回する。

PETER RABBIT™ & BEATRIX POTTER™ © Frederick Warne & Co., 2022

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/29687314796783c4cdb8e08626b324d8d7325f41

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 藤井聡太八冠が勝ち、最終局へ 将棋叡王戦で2勝2敗
    2024-05-31

    【6月1日~2日】週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
    2024-06-01

    『マッドマックス:フュリオサ』に登場する「ある絵画」は何を意味しているのか? ギリシア神話と「ファム・ファタル」から考察する
    2024-06-01

    テレ東が警察密着番組の担当者らを懲戒処分
    2024-06-03

    稀代のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの伝説の始まりはこの1曲から【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-04

    福島県沖地震で解体 老舗文具店の新ビルが開店 イベントスペースも
    2024-06-04

    2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す
    2024-06-04

    「君たちはどう生きるか」展 第二部 レイアウト編(三鷹の森ジブリ美術館)レポート。絵を描くことの営為、そして苦悩も見せる
    2024-06-04

    「CLAMP展」が国立新美術館で7月より開催。展示数は史上最多の約800点
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」
    2024-06-04

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    第55回星雲賞・自由部門に「巨大ロボット展」 日本SFファングループ連合会議
    2024-06-05

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル!
    2024-06-06

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    美術家藤井光さん個展「終戦の日/WAR IS OVER」 希望か絶望か…大分・佐伯の地下弾薬庫跡にこだまする泣き声
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛