女川救ったカタールに「ありがとう」 被災高校生が現地で交流 2022-11-30 【ドーハ=小松大騎】平成23年の東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川(おながわ)町から1人の少女がサッカー・ワールドカップ(W杯)の開催地カタールを訪れている。高校1年の山内友結(ゆい)さん(16)。津波で自宅が全壊し、7年間の仮設住宅暮らしを余儀なくされたが、カタールの支援を得て町内に設立された小中一貫校を今春卒業、新たな一歩を踏み出した。地元学生と交流した山内さんは「直接ありがとうと伝えられてよかった」とほほえんだ。