４年度公立校の体罰１６件、埼玉県教委調査

2023-07-13

埼玉県教育委員会は１３日、令和４年度に公立小中高校などで起きた教員による体罰が１６件（前年度比２件減）だったとする調査結果を発表した。県教委は体罰の防止に向けた研修などの取り組みに引き続き注力すると説明している。

調査は、政令市であるさいたま市の市立学校を除く公立の小中高校と義務教育学校、特別支援学校計１２２８校を対象に実施した。

４年度の１６件の内訳は、小学校４件、中学校８件、高校４件で、２件は子供がけがをした。時間帯は「授業中」の８件が最も多く、「放課後」の３件、「部活動」の２件が続いた。内容は「素手でたたく」（５件）、「胸ぐらをつかむ」（２件）などだった。

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