千葉・君津で魚大量死 川が変色 2022-06-22 千葉県君津市は22日、小糸川で水の色が変色する「着色水」が起きたと明らかにした。日本製鉄東日本製鉄所君津地区の排水口付近から確認され、大量の魚の死骸も見つかった。県によると、水路や合流する小糸川の水は計2・5~3キロにわたり赤茶色になり、複数の場所で魚が死んでいた。製鉄所のタンクに穴が開き、化学物質が含まれている液体が敷地内に漏れ、排水口から敷地外の水路に流れ出たとみられる。製鉄所は排水口からの排水を停止したという。チオシアン酸アンモニウムという化学物質が含まれているが、人体への影響は低いとみられる。