• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
中米で見つけた「珈琲の宇宙」。至高の一杯を追う焙煎士が開いた理想のカフェ
2022-05-06
中米で見つけた「珈琲の宇宙」。至高の一杯を追う焙煎士が開いた理想のカフェ

その店は、緑豊かな世田谷区駒沢公園からほど近い、数多の著名アスリートを輩出している日本体育大学のそばにある。東京とはいえ、この辺りは閑静な住宅街で、都心のピンと張り詰めた空気とはうってかわり、緩やかな時間が流れている。

筆者がこの珈琲豆専門店を初めて訪れたのは10年以上も前のこと。その場で試飲させてもらったグァテマラ産珈琲の味がいまだに忘れられない。

黒蜜のようなトロリとした舌触りと奥行きのあるコク。爽やかな酸味が舌の上でしばし軽やかに躍り、華やかな香りをまとって鼻から抜けていく。こんなに濃厚で香り豊かな珈琲があるのかと驚いた。

深い吐息とともに「美味しいですね」と声をかけると、焙煎士も兼ねる店主の栢沼(かやぬま)良行は照れ臭そうな笑みを浮かべ、「うちは中米産に力を入れているんです」と教えてくれた。

■まるで「パラサイト 半地下の家族」のように

1974年生まれの栢沼良行は、中学生のとき、受験勉強の際に眠気覚ましのためにと、インスタント珈琲を飲むようになった。ある日、祖父から応援も込めて「せっかくなら本物を飲めよ」とコーヒーメーカーをプレゼントされる。後にそれが、栢沼の人生を左右するほど珈琲にのめり込むきっかけとなるのだから人生とは不思議なものだ。

晴れて高校に入学すると、すっかり珈琲好きになっていた栢沼は、毎朝ハンドミルで豆を挽き、自らドリップをするようになった。朝、淹れたてを飲んで、残ったぶんは水筒に入れて学校に持っていった。

こうして珈琲を愛飲するようになった栢沼だったが、ひとつ気になることがあった。珈琲には「コロンビア」「ブラジル」「モカ」「キリマンジャロ」といった銘柄による「風味の個性」があるはずだが、専門書で解説されているようには感じられない。本当に銘柄による味の違いというものは存在するのだろうか。それをいつしか自分の味覚で確かめてみたいと思うようになっていた。

大学生活でも変わらず珈琲が傍にある生活が続き、1998年に大学卒業と同時にカフェ文化の盛んなヨーロッパに単身で渡った。スウェーデン、フランス、イギリス、オーストリア、チェコ……と半年かけて、各国のカフェに毎日のように足を運び、珈琲を飲み比べた。しかし、それでも「銘柄による風味の違い」というものは明確にはわからなかった。

心残りのうちに帰国した栢沼だったが、まずは食い扶持を稼がなければならない。当然のように、珈琲に関連する会社に絞って就職先を探した。しかし新卒優遇が現在よりも格段に強かった当時、就職戦線に半年も出遅れた人間はどこの会社も門前払いだった。

最終的には「ドリンクバーにはコーヒーポットがあるから」という半ば冗談のような理由で自分を納得させ、大手のファミレスチェーンへと就職することになる。

栢沼が就活をしていた1998年頃は、スターバックスコーヒージャパンが「新宿サザンテラス店」や西日本1号店となる「梅田HEP FIVE店」をオープンするなど、「セカンドウェーブ」と呼ばれるシアトル系のカフェが日本を席巻しつつあった。栢沼も就職先の候補としていちおうは検討したとはいうが、どうも自分が進むべき方向とは違うと感じたという。

2年ほどファミレスに勤務して、店長候補として多忙を極め昼夜問わず働くようになると、しだいに珈琲のことなど忘れてしまう日も増えていき、自分は本当にこのままでよいのだろうかと自問するようになる。そしてファミレスを辞め、小田原の喫茶店でアルバイトをするが東京で何か足掛かりを掴もうとそれも辞め、武蔵小金井にアパートを借りて、珈琲関連のセミナーに通う日々を送るようになった。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/adc3b840d164b93e8b92a898d0263d4c9149555a

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 藤井聡太八冠、瀬戸際の戦い 将棋叡王戦、31日に第4局
    2024-05-29

    一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年 教え子や研究仲間を支える「清新な光景」
    2024-05-30

    あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法
    2024-06-02

    元アシスタントが語る Dr.スランプ「あのキャラ」の誕生秘話
    2024-06-01

    【大河ドラマ「光る君へ」本日第22話】紫式部と清少納言は「顔を合わせていなかった」?
    2024-06-01

    死後に再評価が進んだ作曲家の筆頭、ビゼー。その裏には友人の存在が【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-02

    小学館「作家の意向第一に協議」 映像化指針、ドラマ原作者死去で
    2024-06-03

    ニコライ・バーグマンが手がける北欧のジュエリーブランド〈フローラダニカ〉旗艦店が南青山にオープン。
    2024-06-03

    「国芳の団扇絵 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」(太田記念美術館)開幕レポート。世界初の展覧会
    2024-06-04

    特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」が国立国際美術館で開催。00年代からの仕事を総覧
    2024-06-04

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    3日間限定発売! 名作パントンチェアが新たな魅力を纏った限定カラーで登場。
    2024-06-05

    書評:「日本美術史」を書き換える100年単位の挑戦。『この国(近代日本)の芸術──〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』
    2024-06-05

    美しくて“かわいい”結びの技  1400年の歴史を誇る「水引」の可能性を探って
    2024-06-06

    藤井八冠、5連覇へ白星発進 将棋棋聖戦、山崎八段破る
    2024-06-06

    長山智美 デザイン狩人|HAY DOGS♡
    2024-06-06

    アキナの山名さん骨折 毎日放送、ロケ中に転倒
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛