• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
近代日本の「個の自覚」を目指す西田幾多郎がたどり着いた「一つの根本的立場」とは?
2023-04-08
近代日本の「個の自覚」を目指す西田幾多郎がたどり着いた「一つの根本的立場」とは?

 近代日本における「個の自覚」という同時代的な課題を背負いながら、〈自己と世界の関係〉を説明しようとしてきた思想家・西田幾多郎。その思想はどのようなもので、現代社会の課題を考える上でどのような意味があるのでしょうか。


「経験するというのは事実其儘
(
そのまま
)
に知るの意である」(『西田幾多郎全集』第1巻9頁)。 西田幾多郎は『善の研究』(1911年)の本論の冒頭をこう書き出して「純粋経験」を論じている。だが、近代日本で最初の哲学書とされる同書の出版から一世紀あまりを経た現在、私たちにとって、この世界でさまざまな他者や事物と関わり「経験する」ということのあり方は、西田の時代からは大きく変化している。

 また「事実そのままに知る」のが容易ではないこと、そもそも何が「事実」であるのかについてさえ、人々の間に合意を形成するのが難しい場合があることが明らかになっている。

 私たちはICT(情報通信技術)が高度に発達した社会を生きており、他者と交流する際にも、さまざまな情報を収集する際にも、パソコンやスマホ(スマートフォン)などの電子メディアに大きく依存している。こうしたなかで、経験すること、事実を知ることの様式が大きく変わってきている。
ICTが発達した現在、インターネット上に溢
(
あふ
)
れるほどの世界の情報を手に入れたり、地域や世代を超えてさまざまな人々とSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で交流したりすることが容易になっている。 手元のスマホで海外のニュースを聴いたり、スポーツの国際大会の動画を見たりすることもできるし、遠くに住む友人や海外にいる知人と近況をやり取りすることも手軽にできる。またオンライン会議やオンライン授業も当たり前になり、コンサートなどのイベントが実際の会場とオンラインとのハイブリッドで開催されることも珍しくない。

電車のなかではほとんどの人が銘々のスマホを手にして覗
(
のぞ
)
き込んでいるし、デスクワークの仕事では、常にパソコンをインターネットにつないで情報収集やメールチェックをしながら仕事を進めているのが現状である。いわば私たちは、常時オンライン状態で他者と交流し、さまざまな情報を交換しており、「電子メディア時代」といえるような時代を生きている。

 しかし、ICTの発達により、果たして人と人との連帯が強まり、人間関係が豊かになったといえるだろうか。SNSでは意見の近い者同士の閉じられたコミュニケーションによって世論の分断が進むことも懸念される。

SNSでの発信が集中的な非難を呼び起こす「炎上」もあれば、誹謗
(
ひぼう
)
中傷という他者攻撃が人の命を奪ってしまう事件も起こっている。インターネット上で自分が非難に曝
(
さら
)
されるかも知れないという不安は、多くの人にとって他人事
(
ひとごと
)
ではないはずだ。 現代に生きる私たちは、つながりながら孤独、あるいは孤独なつながりといえるような状況にある。ICTによって盛んに他者と交流し、多くの情報を交換しながらも、個人と個人は心理的に分断されている。ネットでつながりながらも、心は互いに分断され孤独である。そして、個人相互の分断に応じてこの世界もまた分断されている。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/b31748e43a0adc1b3136dbb62973df2377367122

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    被害者「問題解決には程遠い」 旧ジャニーズ被害者らが会見
    2024-05-29

    民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    小学館も来週に報告書公表
    2024-05-31

    作曲家ビゼーの窮地を救った傑作オペラ『真珠採り』の聴きどころは?【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-31

    【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた2人の受領とは
    2024-06-01

    「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。第1弾はBONDED GALLERYにて7月から
    2024-06-03

    峰不二子役の増山江威子さん死去 声優、艶ある声でルパン翻弄
    2024-06-03

    千年後の未来へ 太宰府天満宮のふすま絵完成 日本画家神戸智行さん移住し10年かけ完成
    2024-06-04

    「国芳の団扇絵 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」(太田記念美術館)開幕レポート。世界初の展覧会
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    PARCELで「Not Quite」開催。「~でなくもない」作家が集結
    2024-06-04

    今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実
    2024-06-04

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    「避難いただけるほうが一安心」珠洲で激しい揺れに耐えた仏像、奈良博で縁つなぐ
    2024-06-04

    佐渡金山の世界遺産登録、「情報照会」勧告
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛