• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
長嶋有の小説作法。常に「書きたくない」と思いながら…けれど自作は全部「面白い」!
2023-07-15
長嶋有の小説作法。常に「書きたくない」と思いながら…けれど自作は全部「面白い」!

----------
2021年に作家生活20年を迎えた長嶋有さん。北村浩子さんを聞き手に迎え、刊行作をふりかえったインタビュー(2021年6月11日収録)をお届けします。漫画と小説の違い、テキストを紡ぐ意欲の源泉、「正確に」書くこととは? 最新作「トゥデイズ」(『群像』2023年8月号掲載)とあわせてぜひお読みください。(※web転載にあたり、一部表現・表記を改めています。)
----------
 北村 今回、このお話をいただいて、デビュー作の「サイドカーに犬」から長嶋作品を全部読み返してみました。私、ラジオで本紹介の番組を担当していたことがあるんですが、ずっと「長嶋有は天才だ」と言ってきたんです。再読して「やっぱり!」と改めて思いました。

 長嶋 ありがとうございます。うん、そうかもね(笑)。「デビュー作は振り返るのも恥ずかしい、あの頃はまだ稚拙で、よちよち歩きだった」と言う作家さんもいるけど、僕は自分の作品に対しては全然そうは思わないんだよね。常に面白いじゃんと思う。

 北村 例えば、芥川賞を受賞した2作目の「猛スピードで母は」は、タイヤ交換の場面から始まります。何かの作業をしているときの様子が丁寧に書かれるのは、長嶋作品の特徴でもありますが、「らしさ」が既にはっきりとあらわれていますね。

 長嶋 この作品はいきなり芥川賞を取ったから書評がたくさん出て、うろんな目で見てかかるような強面の人の評も多かったんだけど、みんな、大事なところを読み落としてますよ、タイヤ交換ですよ、と言いたいよね。

 長嶋 舞台になっている北海道の公団は、冬用と夏用のタイヤを置いておくために、各戸に物置があるんです。団地はどこでも似たような造りだけど、北海道という土地柄、タイヤのためのスペースが必要だったんだろうね。

 タイヤ一個を転がしながら駐車場に運ぶ行為を書くとき、視覚的に一点のタイヤのアップから始まるわけです。で、北海道は土地があるから、駐車場がだだっ広い。高層建築にする必要がないから空も広い。何気ないようだけど、タイヤ交換を書くことで場所の様子が一気に書ける。映画的でかっこいいと思っているんですよ。誰も指をささないところをちゃんと指さしただろ、というか、2001年にこういう小説は案外なかったんじゃないかという気がする。

 北村 悲壮感を漂わせないシングルマザーの物語、という意味でも新しかったです。

 長嶋 最近、家のローンを組んで、面倒な手続きの最後の最後に、流れ作業でいろんな契約書にどんどんハンコを押していくという日があってさ。その作業の最後にやってきた生命保険会社の女性に「私ごとですが、私はシングルマザーだったので、長嶋さんの『猛スピードで母は』という小説に本当に励まされました」と言われて。

 北村 お幾つぐらいの方ですか。

 長嶋 僕よりちょっと上かな。家を買うという大きな出来事のエンディングに、報われる感じがあった。

 北村 読者の中で小説が有機的に生き続けている、という実感をもらえるのは嬉しいですよね。

 長嶋 数年前に「野性時代」で、テレビでも売れっ子の夏井いつきさんと俳句の仕事をしたとき、夏井さんも全く同じことを言ってくれたんだよ。「私がシングルマザーだったとき、『猛スピードで母は』にすごく励まされた、肯定された」と。たくさんの人の手に届く有名な賞のおかげももちろんあるんだけど、実効性のあるものがちゃんと書けたと思えるのはありがたいし、よかったと思いますね。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/bf63ab4807e78eb168af5f79b563a377f73e0adb

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    将棋叡王戦、藤井が勝ち最終局へ
    2024-05-30

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    芸術レベルのグッズも登場! パリ・東京・大阪の名コレクションが集まる「TRIO展」
    2024-06-01

    大阪はアートとデザインの街となるか? Osaka Art & Design 2024の見どころをレポート
    2024-06-03

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    クールべ《世界の起源》はなぜ攻撃されたのか? ポンピドゥー・センター・メッスで破壊・盗難事件
    2024-06-04

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    島左近の墓、京都の寺で発掘調査 三成の腹心、関ケ原後も生存?
    2024-06-05

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    そごう・西武が百貨店として初めてNFTマーケット開設、NFT作品約100点を発売
    2024-06-06

    「art stage OSAKA 2024」が9月に開催。大阪・関西万博への機運も醸成
    2024-06-05

    写真家の吉田ルイ子さん死去
    2024-06-06

    佐渡金山の世界遺産登録、「情報照会」勧告
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛