• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
主役は「おじさん」。太田記念美術館の「広重おじさん図譜」に見る表情豊かなモブキャラたち
2023-02-02
主役は「おじさん」。太田記念美術館の「広重おじさん図譜」に見る表情豊かなモブキャラたち

 ここまで浮世絵に描かれた「おじさん」をまじまじと見つめる機会はなかなかない。太田記念美術館で始まった「広重おじさん図譜」(~3月26日)は、風景画の名作を数多く描いた絵師・歌川広重(1797
~ 1858)の絵に登場する味わい深い人物たちをあえて「おじさん」とし、その魅力を眺めてみようという企画だ。担当学芸員は渡邉晃。


 本展は、もともと岐阜の中山道広重美術館で開催された「ゆる旅おじさん図譜」(2018)と「ゆる旅おじさん図譜リターンズ」(2021)を着想源としたもの。当時、展覧会にレクチャーで関わった渡邉が、同じコンセプトの展示を太田記念美術館の収蔵品でやりたいと中山道広重美術館にオファーし、本展が実現に至ったという。


 展示は「いろんなおじさん」「おじさんたちの狂宴」「街道の旅とおじさん」「物語の中のおじさん」「おじさんがいっぱい」の5章構成。前後期合わせて約150点の作品が出品されるが、章構成からもわかる通り、主役はすべておじさんだ。保永堂版「東海道五拾三次之内」「木曽海道六拾九次之内」といった広重の代表作はもちろん、おじさんに着目したからこそ選ばれた作品も数多く並んでいる。

 とくに展示冒頭(かつもっともボリュームがある)の第1章は面白い。ここでは、広重作品に登場するにこやかなおじさんたちの表情がわかりやすく、様々な切り口で並ぶ。


 「笑顔のおじさん」から始まり、画中で何かを食べたり飲んだりする「食べてるおじさん」、籠を担いだり大工仕事をしたりする「がんばるおじさん」、客引きに連れて行かれそうになったり急な雨に遭遇したりで「あわてるおじさん」、そして「おじさんの休息」まで、日常のささやかな場面を切り口に、わかりやすい展示がなされている。

 ではこうした広重のおじさんたちにはどのような特徴があるのだろうか?


 風景画の主題はあくまで「風景」であり、おじさんは脇役(いまでいうモブキャラ)として描かれることが多い。しかしながら、広重のおじさんは一人ひとりが骨格から服装まで細かく丁寧に描き分けられており、そこから身分や職業がわかることはもちろん、人間関係の「ドラマ」を想像することもできる。


 また渡邉は、広重の特徴として「風景に馴染んだ人物」が描かれている点を挙げる。広重は高い画力も持ち合わせていたが、風景画ではあえて登場人物たちをデフォルメさせている。そうすることで、風景と人物が絶妙なバランスでブレンドされのだ。またスナップ写真のような構成も、そうしたバランス感覚が優れていたからこそ成し得たものではないだろうか。


 なお本展では、広重だけでなく葛飾北斎や歌川国貞、歌川国芳、小林清親といった浮世絵師たちが描いたおじさんたちも「みんなのおじさん」として紹介。国貞が描いた「江戸のシンクロナイズドスイミング」である《極暑あそび》(1852)や、これでもかと表情豊かなおじさんを描いた国芳の《百色面相》(1830~44頃)など、絵師によって異なる個性も存分に味わってほしい。

 おじさんという視点を設定することで、これまでにない広重の魅力に気づかせてくれる展覧会だ。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/49af4db981e07dc6247344957fb1529906d6769b

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 被害者「問題解決には程遠い」 旧ジャニーズ被害者らが会見
    2024-05-29

    囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    『マッドマックス:フュリオサ』に登場する「ある絵画」は何を意味しているのか? ギリシア神話と「ファム・ファタル」から考察する
    2024-06-01

    入試問題は白黒です 「わかりやすさ」「カラフル」は逆効果、自分で図を書くべし 桜井信一の攻める中学受験
    2024-05-31

    大阪はアートとデザインの街となるか? Osaka Art & Design 2024の見どころをレポート
    2024-06-03

    「警察密着24時」担当者ら懲戒 テレビ東京、石川社長は3割返上
    2024-06-03

    香川県・直島に開館する新たな美術館の正式名称が「直島新美術館」に決定
    2024-06-03

    文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
    2024-06-03

    千年後の未来へ 太宰府天満宮のふすま絵完成 日本画家神戸智行さん移住し10年かけ完成
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る
    2024-06-05

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立
    2024-06-04

    【1971年の今日 : 6月5日】京王プラザホテル全面開業―今からは想像もできない着工前の巨大な貯水池だった頃の写真も
    2024-06-05

    3日間限定発売! 名作パントンチェアが新たな魅力を纏った限定カラーで登場。
    2024-06-05

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    田名網敬一の巨大インスタレーションが、世界初大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」に登場。国立新美術館で8月7日から
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛