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幅允孝らが心を震わせた〈湯宿さか本〉に捧ぐ写真集。
2022-05-20
幅允孝らが心を震わせた〈湯宿さか本〉に捧ぐ写真集。

幅允孝、中島光行、鈴木孝尚が出版した写真集は、彼らが強く魅了された湯宿の私的なルポルタージュです。

主人の坂本新一郎に惹かれ、1日3組の宿に全国から人々が訪れる奥能登の〈湯宿さか本〉。ここに流れる時間を捉えた2冊組の写真集『その時間の差し出し方 1 - 湯宿さか本』を上梓したのが、ブックディレクターで編集者の幅允孝、写真家の中島光行、アートディレクターの鈴木孝尚の3人だ。

もともと中島が自身の作品集を作ろうと考えたことから話が始まった。社寺や美術品などの撮影を行ってきた中島に対して幅は、集大成ではなく新たな視点で作品に挑むのはどうかと持ちかける。やがて鈴木から温泉はどうかと提案があった。こうして彼らは〈湯宿さか本〉に向かう。中島は初めて訪れた〈湯宿さか本〉で、静かな佇まいに心を奪われたという。

「みな〈湯宿さか本〉を訪れるのは初めてでした。ほかの客を迎える前だったこともあり、照明が消えて宿の随所に自然光が差し込む姿が印象に残りました」と中島。「どこも四隅まできちんと掃き清められ、黒漆を塗った廊下が光る姿にただ事ではない雰囲気を感じました」という幅の言葉に、「人が作る空間で、ここまで静寂と向き合うものがあるのかと圧倒されました」と鈴木も言葉を継ぐ。

やがて彼らの意識は〈湯宿さか本〉を生み出す坂本に向かう。
「けれど、そこに美意識を感じるというと坂本さんご自身は違うと言うでしょう。奥能登の風土、家族経営の小さな宿……もはや人の作為を脱したところを細やかに突き詰めて自然に出来上がった空間があります。坂本さんの意識のあり方は滅私、どこか禅問答のようです。どの調度品も健やかで、ゲストの心が落ち着く状態を探った結果によるものでしょう。何十年もかけ、そこがゲストにとって気持ちがいい場所であることを追求しています。けれどそれを探求というと少し違う」と幅は言う。中島もまた「坂本さんからきれいに撮らないで、と。持ち上げるような写真はいらないと言うんです」と笑う。しかし通い続けるうち、坂本からも言葉が発せられるようになる。鈴木は、「それによって2冊目が生まれた」と振り返る。

彼らは1冊目をまとめるなか料理写真がないことに気づく。それでも制作は進んだが、ある時坂本から「取り上げるなら鰤大根」と伝えられる。当初は一枚だけのつもりが、そこにまた坂本の真髄があった。中島は「坂本さんが本に参加してくれたよう」と振り返る。
「これが〈湯宿さか本〉のすべてだというつもりはありません。あくまで僕らが偶然に出会い、心動いた旅のドキュメンテーション。皆それぞれ、京都、名古屋、東京であくせく仕事をするなか、なにか普段と違った時間の流れる場所が重要でした」と幅。本は朱の箱に収められる。幅はこの色を、「気骨ある坂本さんに宿る血の色。滾るような赤のイメージ」という。

それぞれの表紙にははがきと同サイズの写真がシール貼りされる。切手部分には〈湯宿さか本〉のロゴマークをあしらった。鈴木は、滞在先の〈湯宿さか本〉で描いた絵はがきを送るようなイメージだという。その美しい便りが、私たちを心の旅へと誘ってくれる。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/1ca9c6d47942798695083c411029d7590a6c581d

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