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中学部活の地域移行「受け皿」 長野の千曲市・坂城町が合同で設立
2023-03-24
中学部活の地域移行「受け皿」 長野の千曲市・坂城町が合同で設立

国が進める公立中学校の休日部活動の地域移行に対応するため、長野県の千曲市と坂城(さかき)町で運営母体「千曲坂城クラブ」が23日、発足した。圏内に民間のスポーツクラブなど既存の受け皿がないなどの理由で、両自治体の教育委員会が主導して設立した。県教委では、民間クラブが担う場合も教委が何らかの形で関わるが、新たに教委が受け皿を作る例は県内でも珍しいとしている。

千曲市と坂城町にある公立6中の生徒が対象で、軟式野球やサッカーなど12競技と吹奏楽、合唱、美術の計15の専門部で構成。これまで休日も活動してきた部活を対象とした。

設立総会で承認された令和5年度予算では、これらの部員のほぼ全てに当たる1400人が加入すると想定し、年会費は1人3千円(うち保険代800円)。このほか、国や県、市、町の補助金などを原資に運営する。地域指導者への謝金は、教職員の部活指導などに支払われた特殊勤務手当を参考に決めた。

練習試合や合同練習などを中心に、平日の各中学での指導と連携しながら運営。千曲市教委では、「チームスポーツだと1校で成り立たないところも増えており、合同練習ができるようになる」と話している。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/0834c637f792b2f7f526c2db7eae137d9ef51056

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