• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
広島原爆に向き合った表現に震える。丸木美術館が冨安由真《影にのぞむ》を展示
2023-08-06
広島原爆に向き合った表現に震える。丸木美術館が冨安由真《影にのぞむ》を展示

 原爆の図
丸木美術館で、冨安由真の《影にのぞむ》が展示されている。祖父母が広島原爆の爆心地から1.5キロメートルのところで被爆している被爆3世でもある冨安由真が、広島原爆に向き合った本作の展示の様子を、、同館が所蔵する「
原爆の図」とあわせてお届けする。

 冨安由真は、1983年東京生まれ。見えない存在が「ここにある」ような知覚を、鑑賞者に与えるペインティングやインスタレーションで表現するアーティストだ。


 同館の入り口から1階奥に進むと、白い空間のなかに暗幕が見つかる。その先に広がっているのが、冨安由真の《影にのぞむ》だ。入口手前には、被爆者15名に行ったインタビューをまとめた資料が置かれているので、一部を手に取って進んでほしい。


 宙から吊られた白い手を数えると、30ある。これは、今回インタビューを実施した15名の両手を型取ったものだ。手をモチーフとしたのはなぜなのだろう。冨安は「祖母は生前、一度だけ私にその体験を話してくれたことがあります」と言い、悲惨で凄惨な出来事の後に無数の手に追われるようなイメージに取り憑かれたと聞いて、このかたちにたどり着いたようだ。


 柔らかな暖色の光に包まれていた室内は、徐々に暗くなったのち、一瞬にして真っ白な強い光に包まれる。そして左の壁面に、手の影が黒くはっきりと映し出された。人間が一瞬で焼けて壁の染みになったという、原爆投下の恐怖をシンプルな装置からはっきりと感じさせてくれる。



 再び室内の明るさが落とされていくなか、どこからともなく微かに、機械的な音が聞こえてくる。目を凝らすと、天井から吊るされている手のいくつかが回転していた。見上げると、穏やかな光のなかに、小さなスポットライトのような丸くて白い光がちらちらしている。聞けば、手の切断面を鏡面にすることで、人魂を表現したのだという。


 展示空間の明るさは弱まり、真っ暗になる。そこから動けないでいるうちに、鑑賞者はまた暖かい光のなかで手を見るだろう。


 冨安は今回の展示について、「いつか広島原爆に向き合った作品をつくりたいとずっと胸に秘めていましたが、今回光栄なことにその機会を得ることが出来ました。原爆は今後も向き合っていきたいテーマではありますが、いま最良だと思えるかたちで発表したいと考えています」と綴っている。その言葉に違うことのない、ほかのあり方など浮かばない、冨安にしかできない突き詰めた表現がここにある。


 終戦から78年となる今年も、世界から「戦争」はなくなっていない。芸術は、表現は、何ができるのか。作品タイトルの《影にのぞむ》の「のぞむ」は、英字表記の“In
Presence of
Shadows”からもわかるように、これまでの冨安の作品からも読み取ることができる「見えない存在」と、切っても切り離せない。冨安がアーティストとして積み上げてきた、「在った」ことをないものにせず、向き合って、伝える術。そのすべてが込められた作品を前に、その強さと美しさに震えるほかない。


 なお、同館の2階では、長崎原爆資料館が所蔵する《原爆の図 第15部 ながさき》以外の「原爆の図」を展示。修復作業から戻ったばかりの《原爆の図 第1部
幽霊》も展示室を入ってすぐのところに展示されている。黒、あるいは赤の散る屏風は、一度細部を見つめればとらわれるように絵の前から動けなくなるかもしれない。冨安の作品と合わせて鑑賞すれば、いっそう強まる思いがあるはずだ。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/591962554365a9720da34575db1eee0752049537

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    テレビ東京、不適切表現で謝罪 「激録・警察密着24時!!」
    2024-05-29

    住所要件の指摘受け自主的に転入 東京・足立区の20代選管委員・古野香織さん
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    三姉妹が温泉旅行で取っ組み合いの大げんか うっとうしくてめんどうくさい家族愛描く「お母さんが一緒」
    2024-06-02

    アルテミス計画&天の川銀河! 大人も学んで楽しめる「大人レゴ」最新ラインナップは”宇宙”がテーマ!
    2024-06-03

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す
    2024-06-04

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」
    2024-06-04

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    「避難いただけるほうが一安心」珠洲で激しい揺れに耐えた仏像、奈良博で縁つなぐ
    2024-06-04

    「安全だと誰も言わない万博」爆発事故で教職員組合 大阪府に子供無料招待中止申し入れ
    2024-06-04

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    美術家藤井光さん個展「終戦の日/WAR IS OVER」 希望か絶望か…大分・佐伯の地下弾薬庫跡にこだまする泣き声
    2024-06-07

    今週末に見たい展覧会ベスト8。閉幕の横浜トリエンナーレから、「梅津庸一 クリスタルパレス」、石川九楊の2ヶ月連続個展まで
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛