• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
美術館に泣き笑いの絵文字? 金沢21世紀美術館のコレクション展で探る、「形」と「精神」の関係
2023-04-28
美術館に泣き笑いの絵文字? 金沢21世紀美術館のコレクション展で探る、「形」と「精神」の関係

 金沢21世紀美術館
で、同館の収蔵品を中心とした「コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき」が11月5日まで開催されている。担当キュレーターは黒澤聖覇。


 この展示に並ぶのは、1960年代から2023年に至るまでの幅広い年代の作品。絵画、立体、写真、映像、インスタレーションといった多様なメディアのコレクション作品と、展覧会に合わせて招へいされたアーティストの作品で構成されている。


 黒澤は、「形とは目に見える造形的なものだけではなく、夢や無意識、社会システムなどを含んでいる」としている。いっぽうの「精神」は、人類学者で社会学者のグレゴリー・ベイトソン(1904~80)による、「形と形の相互の関係やそれぞれのパターンをつなぐ大きなネットワークとしての『精神
Mind』がある」という考えを参照したものであり、「関係性やネットワークのなかで立ち上がる大きな精神。形が相互作用しながら、大きな精神が立ち上がってくる様を見せるものとなっている」という。


 展示は展示室ごとにテーマが設定されており、「つながり合うパターン」「惑星的な結びつき」「意味の関係性」「幽霊の形/形の幽霊」「関わり合い」「熱と重力」「泣き笑いの知性」からなる。なかでもとくに注目すべきい作品をピックアップして紹介しよう。


 会場は、展覧会タイトルである「それは知っている」の着想源ともなったブラジル出身の作家リジア・クラークによる「動物」シリーズから始まる。この立体作品は、蝶番でつながれた複数の金属の板を自由に組み替えることで無数の形が生まれ、他者との関係性や創造力によって有機的に構築されるというもの。参加型で民主的な芸術の創造を目指し、ブラジルで主に1960年代に生まれたこの作品から、各展示室に設けられた「形」と「精神」をめぐる展示が展開されていく。

 「惑星的な結びつき」セクションでは、新収蔵となった川内倫子の映像作品《M/E》と写真作品群が並ぶ。前者は「Mother
Earth」(ME)と自分自身(ME)を意味するもので、アイスランドなど大自然の風景と川内の自宅周辺の日常風景で構成された作品。日常生活から遠く離れた場所も、すべてが地続きでつながっていることを再確認させるものだ。



 目に見えるものを否定したジョセフ・コスース。ネオンによって作品となった謎めいた「北極グマとトラは一緒に戦うことはできない。」というテキストはフロイトの言葉を引用したものだ。一節のみが意図的に抜き出されることで、本来の意味から切り離され、鑑賞者の意識のなかで新たな関係性を結ぶ。


 芸術活動による対話を通して人類が抱える危機を解決する道を模索するプロジェクト「人々のための国際連合」(pUN)を行っているペドロ・レイエス。《人々の国際連合 武装解除時計》は、メキシコの不法所持銃を素材として、楽器化したものだ。いまの世界情勢を考えるうえでも、暴力装置を平和的な精神へと置き換えるこの作品は重要な意味を示している。


 田中里姫(招へい作家)とヴラディミール・ズビニオヴスキーのふたりは、ともにガラスを素材とした作品をガラスの展示室のなかで並べる。熱切り技法でそれぞれの口径を切り離し、薄いガラスの口元の凹凸を手磨きで仕上げ、繊細なガラスの曲面を生み出す田中。いっぽうのズビニオヴスキーは、光学ガラス(透過性と純度が高いガラス)の塊を石の上にぬるりと横たわらせ、荒々しい石と透明なガラスを対比させる。表現は違えど、どちらも自然の物理法則から生まれる形だ。

 同じ透明感のある形でも、青木克世、樫木知子、イ・ブル、中川幸夫、沖潤子の展示室は「幽霊の形/形の幽霊」がテーマだ

 SFから古典的な神話に至る様々な文化的引用をもとに、未知のものへの恐怖や身体とテクノロジーの関係を表現するイ・ブル
の「モンスター」シリーズや、樫木知子が幽霊的な存在をモチーフとして扱った《タイルの部屋》、死の装飾が植物的に増殖する青木克世の白磁の白一色による《予知夢XXXII》、ヴィクトリアンジャケットを解体した両袖部分に独自の文様を縫い、失われた身体を想起させる
沖潤子の《ひばり》など、幽霊的な形を持つもの、あるいは幽霊のように形が崩れていくものが並ぶ。


 展示室に入ると度肝を抜かれるのが、本展最後を飾る「泣き笑いの知性」だ。巨大な展示室を天井まで埋めるバルーンは、松田将英
によるもの。これまで東京ミッドタウンなどでも話題を呼んだ作品だ。スマートフォンなどで用いられる泣き笑いの絵文字は、絵文字のなかでも近年世界でもっとも使用されているものだという。様々な解釈を含むこの絵文字の汎用性に着目した松田は、現代の精神の象徴としてこれを作品化している。

 展示室それぞれに趣向を凝らした本展。冒頭にあるリジア・クラーク作品のように、鑑賞者それぞれが展示を自由に行き来し、形と精神の関係性を発見してほしい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/39acb10deb8e172b269252cc7b684f247112aa93

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 歯科医師の技術で愛好家も納得するサウナを細部まで再現するミニチュア作家
    2024-05-30

    民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    黒柳徹子さん、北京で特別授業 「日本語勉強続けて」
    2024-05-31

    三姉妹が温泉旅行で取っ組み合いの大げんか うっとうしくてめんどうくさい家族愛描く「お母さんが一緒」
    2024-06-02

    声優の増山江威子さん死去
    2024-06-03

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    アートフェア東京、次回は2025年3月に開催決定
    2024-06-04

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」が国立国際美術館で開催。00年代からの仕事を総覧
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト13。「令和6年 新指定国宝・重要文化財」展から国立西洋美術館の現代美術展、KYOTOGRAPHIEまで
    2024-06-04

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    性被害者支援の法人設立 スマイル社
    2024-06-04

    沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル!
    2024-06-06

    古今東西 かしゆか商店【つづら】
    2024-06-05

    美しくて“かわいい”結びの技  1400年の歴史を誇る「水引」の可能性を探って
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛