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谷口功一 夜のインフラ、ラウンジの現在
2023-07-25
谷口功一 夜のインフラ、ラウンジの現在

 ソファーに座り酒を楽しみながら、同席する女性スタッフと会話ができるラウンジは人づきあいの場として機能してきた。アフターコロナの今、状況はどうなっているか。スナックやパブ、バーなど夜の店を愛好する学者らで構成される「夜のまち研究会」の代表に寄稿してもらった。
(『中央公論』2023年8月号より抜粋)
 まずは時計の針を20年4月まで巻き戻してみよう。この月の7日、初の緊急事態宣言が安倍晋三首相(当時)によって発出された(この時点での全国の新規感染者数は350名程度で、この日の東京都の新規感染者数はわずか79名と少なかった)。あらゆる人が自宅でじっと息を潜め、人との関わりが断たれたあの春。歓楽街から人の姿は消え、ゾンビ映画のような光景がそこかしこに広がっていた。

 東日本大震災後の11年の春、放射能の影に人びとが怯える中、観る人とてなく咲き誇る桜花が「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」という言葉に異様なまでの迫力をまとわせたが、9年後に同じような事態が全く違った形で起きることを予期し得た者は誰もいなかっただろう。

 世界史的に見ても稀有な、地球上のあらゆる人間の社交が強制的に断絶させられたこの期間の“あの雰囲気”は、一生忘れることができないものとなった。私自身も家族と共に自宅に籠もり、近所の武蔵野の森を人と出くわさないよう散策するしかなく、他者との交わりが完全に断たれた日々を過ごしていたが、ある日、ネットを検索していて一人の女性を発見したのだった。
 その頃、私は日課のように、夕食後に書斎で独り酒をしながら、銀座のランドマーク、和光本館ビルの前を映したライブストリーミングの動画をじっと観ていた。今にして思えば異常極まりない光景で、週末の宵の口の銀座、日本を代表する歓楽街を擁する街の路上に、ひとっこ一人歩いていない様子が延々と映し出されていたのである。たまに青色のゴミ清掃車が走るのが目に入るだけで、それ以外に動くものが映し出されることはなかった。

 そんな光景を毎日観ながら、銀座で商売を営む人たちはどうしているのだろうと、Twitterを検索していて行き当たったのが、銀座8丁目にあるラウンジ「花香(はなか)」のオーナーママ、広瀬可奈さんだった。

 初めて目にした彼女のツイートは、5月28日タイムスタンプの次のようなものだった(改行や句読点などの整序は筆者による)。

「4月中旬目標にお店オープンするための準備などしてきたけど。東京都の補償は2020年3月までの開業。ちょっと惜しいとガクンと肩を落としてしまいます笑。2カ月前くらいから動いていたから余計に。でも、やるしかないのです笑。走りだしてしまったら、やるの一点」

 タイムラインをスクロールすると、よりによってこの時期に、銀座で新規にラウンジを開業しようとしていたことが分かった。夕食時に家族とその話をして、「自分だったらあんまりの状況に倒れてしまうね」と言い合った。その後、6月2日には「色々と深刻すぎん? 中々オープンできる状態でなくなってるー」というツイートを目にし、見も知らぬ他人ではあったが、私も天を仰いでしまったのだった。

 その後もたまに彼女のTwitterを眺めていたのだが、ある日、知り合いが運営していたオンラインスナックのプラットフォームに、どこかで見たことのある女性の写真があった。──それは彼女だった。

 あまりの奇縁に驚き、私はさっそくプラットフォーム上で予約の手続きをした。8月4日、オンラインスナックで初めて出会った彼女は茨城県の実家に帰省中で、画面の奥に風呂上がりのお父さんが歩く、ユルいオンラインスナックの時間を楽しんだ。私は彼女に実はTwitterを見ていたことを告げ、その日は話も弾んだ。そして緊急事態宣言が明けてから銀座のリアル店舗での再会を約束したのだった。

 20年の秋口、サントリー文化財団からの助成で立ち上げた「夜のまち研究会」のメンバーでもある経済学者の飯田泰之さん(明治大学)と、銀座8丁目の「花香」のドアを初めて開けた。それ以来、今日まで彼女との付き合いは続いている。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/aa8d53f8bb1ff4a15a4e6142723546df9bbe9d98

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