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『母のケアを続ける27歳 今も続く「普通じゃない」という気持ち【#令和サバイブ】』へのみんなの感想まとめ
2021-11-25
『母のケアを続ける27歳 今も続く「普通じゃない」という気持ち【#令和サバイブ】』へのみんなの感想まとめ

「数え切れないぐらいケンカした」という麻衣さんと母。医療や福祉とのつながりが増え、母は家から外に出る時間が増えてきた=2021年6月1日午後3時15分、山田奈緒撮影 難病の母をケアしつつ、その母を隠すように生きてきた。家族で楽しく出かけた思い出も、家族写真もない。小学生のころからずっと「うちの家は普通じゃない」と思っていたという27歳の麻衣さん(仮名)は、今も母のケアを続ける。母と娘はそれぞれに不安やストレスを抱え込んで衝突し、お互いを傷つける言葉がたくさん飛び交う日々を過ごしてきた。福祉や医療の支援がようやく届くようになり、親子の関係性に良い兆しも見えているが、不安が消えたわけではない。
【図解】ヤングケアラーとは? 類型や全国調査の結果「私の家はおかしい?」 母が患うのは脊髄(せきずい)小脳変性症。進行性の難病で歩行障害やろれつが回らないなどの症状が出る。母はシングルマザーで、麻衣さんが幼いころにこの病を発症した。麻衣さんの小学校の入学式や運動会、防災訓練などの行事には同居する祖母が来た。「学校にお母さんが来ない時点で、普通の家じゃないと思っていた」
 家事全般を主に担っていたのは祖母だった。ふらつく母を支える、病院に付き添うといったケアも祖母が引き受けてくれた。麻衣さんは学校を休み、通院に付き添ったことはあるが、ケアはそれほど頻繁ではなかった。
 だが、中学1年のころ祖母が亡くなり、状況が一変する。祖母の役割の一部は親族が担ってくれたものの、麻衣さんにも回ってきた。家事の手伝いもあったが、祖母を亡くして精神的に不安定になる母の見守りが何より必要だった。母の過剰服薬や自傷行為を繰り返し目の当たりにした。パニックになっている母が怖くて、部屋に閉じこもり、扉を押さえた日もある。警察を呼んだこともあれば、深夜の救急搬送に付き添ったこともある。刃物は母の手が届かない場所に隠した。「早く家に帰らなきゃ」。母一人きりの時間を減らしたくて、放課後に遊ぼうという友人の誘いは断った。
 親への感謝を伝える作文のテーマ、部活動を手伝う同級生の母の姿、友人が楽しげに話す家族とのお出かけ――。「普通の家」が前提のような学校生活に心が追い詰められた。「子どもがずっと親の心配をするのは、おかしいのかな」。でも、先生にも友人にも相談しなかった。家では母に心配をかけまいと成績や部活の悩みなど、学校の話はほとんどしなかった。
 中2の終わりごろ、学校に行けなくなった。直接的な原因は、バレーボール部で足をけがした時に友人から言われた「ウソついてんじゃない?」という一言。ただ、いま思えば精いっぱい「普通の家の子」のふりをして過ごしていた疲れもあったかもしれない。
 母は「不登校は自分の病気のせいだ」と思い詰め、麻衣さんが「違う」と説明しても信じない。2人のぎくしゃくした関係は続き、ののしり合うこともしょっちゅうあった。「産まなきゃよかった」「産んでなんて頼んでない」次ページは:娘も母も不安を抱え込む日々前へ1234次へ1/4ページ

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/4798a755015713fb1ef674634fbe1eb7fd5f3c7f

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