• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
地中図書館から草間彌生、Chim↑Pom from Smappa!Group、増田セバスチャンの作品まで。木更津の「KURKKU FIELDS」でアートと文化に親しむ
2023-02-23
地中図書館から草間彌生、Chim↑Pom from Smappa!Group、増田セバスチャンの作品まで。木更津の「KURKKU FIELDS」でアートと文化に親しむ

 千葉・木更津の農、食、アート、自然などを楽しむことができる施設「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」。「Reborn-Art
Festival」の実行委員長/制作委員長としても知られる音楽家・小林武史がプロデュースを手がけ、広さ約30ヘクタールの土地には野菜やハーブの畑、酪農場、養鶏場、チーズ工場、宿泊施設、レストラン、カフェ、パン工房、児童向けの遊具などを擁する。


 場内は排水やゴミ、排泄物を循環させるエコシステムが備えられており、設置当初からサステナビリティを念頭に置いて設計されていることも特徴の施設だ。場内には屋外展示のアート作品が設置され、2月には特徴的な建築の「地中図書館」も設置された。これらの概要をレポートでお伝えしたい。

地中図書館

 今年2月にKURKKU
FIELDSの入口附近にオープンした地中図書館は、建設残土で埋め立てられた谷筋の裂け目にある洞窟のような空間につくられた、特徴的な建築だ。設計したのはNAP建築設計事務所の中村拓志で、「晴れた日には畑を耕し、雨の日には読書をする」という晴耕雨読な生き方を志向する人々のために構想された。


 谷筋を進んでいくと、半円状につくられたガラス張りの建物が現れ、天井までの本棚が来場者を迎える。梁や柱といった建築的な要素は極力排除されており、土地の傾斜に応じて天井高が決まったことから、様々なサイズの小さな隠れ部屋が本棚のあいだにつくられ、思い思いの場所で読書に没頭できる設計だ。


 奥には読み聞かせを始めとしたイベントを開催することができるホールを設置。階段状のホールを取り囲むように本棚が設置されており、天井部の開閉式トップライトからは、外光が降り注ぐようになっている。


 本図書館の蔵書の選定は選書家・川上洋平を中心に行われた。オープン時は約3000冊が並び(最大収容可能数は約8000冊)、自然や農的な暮らしに関するものを中心に、詩、哲学、歴史、宗教、科学や経済にも独自の広がりやつながりが感じられる選書がされている。

 本図書館はKURKKU
FIELDSで体験できることのなかでも「知」を司る場所となっている。ここで得た知識を広大なフィールドで子供も大人も実践し、そこで得た疑問を持って再び戻ってくる。そんな「知」の循環ともいえる機能を果たす、重要な施設だ。なお、本施設の利用はメンバー登録と事前予約が必要となる。


屋外設置作品

 植物が生い茂るKURKKU
FIELDSの傾斜部に、周囲の風景に溶け込むように鏡面の立方体が置かれている。これは、草間彌生の代表的なシリーズ「ミラールーム」としてつくられた作品《無限の鏡の間-
心の中の幻》(2018)だ。


 本作の中に入って扉を閉めると、無数に空いたカラフルなガラスの穴から入ってきた外光が、内部の鏡に反射して無限の奥行きをつくりだす様を体験できる。2021年から22年にかけてイギリスのテート・モダンで長期展示され話題を集めた本シリーズだが、屋外に設置されたものは世界でもここだけだという。電気がなくとも、自然光だけで作品が成立しているのは、KURKKU
FIELDSのコンセプトとも重なっている。



 もうひとつの草間作品《新たなる空間への道標》(2016)は、広大な畑を背景に展示されている。開けた視界の中に現れる、誰もが草間作品とわかる赤と白の水玉の彫刻は、見るものに強いインパクトを与えるはずだ。


 木立の中に立つ増田セバスチャンの《ぽっかりあいた穴の秘密》(2019-20)は、外観は目立ったところのない木製の円柱状の作品だが、中に入ると景色は一変する。



 内部の壁面には金属的な輝きを持つ球やリボン、ビーズ、楽器といったモチーフがぎっちりと敷き詰められて電飾で彩られ、そこに天井の穴から自然光が注いでいる。さながら内部に装飾を持つクリスマスツリーのようにも見える本作。ぜひ現地で体感してもらいたい。

 畑にあるChim↑Pom from Smappa!Groupの《Level 7
feat.明日の神話》は、2011年の東日本大震災後に、渋谷駅にある岡本太郎の壁画《明日の神話》にゲリラ的に取り付けられた、福島第一原発と原爆雲をモチーフとした平面作品を立体化したものだ。


 本作を見るうえでは、その設置場所に注目したい。再生可能エネルギーの利用に力を入れるKURKKU
FIELDSには、太陽光発電のパネルがいくつも設置されている。パネル前に展示された本作は、エネルギーとその生産リスクにどう向き合うのか、という震災から10年以上を経ていまものこる問いをこの場所から発している。


 ほかにも、緑色の人形の立体が目鼻口をはじめ全身から水を出しているファブリス・イベールの意味深長な彫刻《べシーヌの人》(1991/2017)や、なめらかな曲線と人工的な車輪の組み合わせが印象的なカミーユ・アンロのブロンズ作品《デレリッタ》(2016)が屋外設置されており、訪れる人々を楽しませている。



 今回の来訪は冬だったが、春が近づくにつれて緑も増え、施設内の景色も変化するため、四季とともに変化する作品を楽しむこともできる。自然の循環を感じながら現代美術作品に触れられる本施設を、ぜひ訪れてもらいたい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ec2db11d7a1807e720e4e0cec0c75aab0971b364

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    <司書のコレ絶対読んで>「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵
    2024-05-29

    美術館の裏側を伝える展覧会「鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復」レポート
    2024-05-29

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    白と黒で奏でるインスタレーション 渡辺信子が京都で「White and Black」
    2024-05-31

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    【大河ドラマ「光る君へ」本日第22話】紫式部と清少納言は「顔を合わせていなかった」?
    2024-06-01

    道後温泉の記憶を継承するアート 大竹伸朗が“描き”重要文化財を守ったテント膜「熱景」の再生
    2024-06-03

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト13。「令和6年 新指定国宝・重要文化財」展から国立西洋美術館の現代美術展、KYOTOGRAPHIEまで
    2024-06-04

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル!
    2024-06-06

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    書評:「日本美術史」を書き換える100年単位の挑戦。『この国(近代日本)の芸術──〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』
    2024-06-05

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    そごう・西武が百貨店として初めてNFTマーケット開設、NFT作品約100点を発売
    2024-06-06

    佐渡金山「情報照会」と勧告 世界遺産登録に可能性残す
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛