• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
初来日の作品が多数集結。DIC川村記念美術館の「カラーフィールド」で見る色彩の可能性
2022-03-30
初来日の作品が多数集結。DIC川村記念美術館の「カラーフィールド」で見る色彩の可能性

 1950年代後半から60年代にかけてアメリカを中心に発展した抽象絵画の動向のひとつである「カラーフィールド」。その関連作家9名の作品を通してこのムーブメントを紹介する日本初の展覧会「カラーフィールド
色の海を泳ぐ」が、DIC川村記念美術館で開催されている。


 カラーフィールドは、大きなキャンバス一面に色彩(=カラー)を用いて場(=フィールド)を創出させることで、広がりある豊かな画面をつくりだすことが特徴。本展では、世界でもっとも質の高いカラーフィールド作品を所蔵していると言われるカナダのオードリーとデイヴィッド・マーヴィッシュ夫妻のコレクションから初来日する約40点の作品に加え、同館の収蔵品とあわせて約50点が紹介されている。


 展覧会は、「色の形」「色と技法」「色から光へ」の3章で構成。第1章「色の形」では、フランク・ステラ、ケネス・ノーランド、ジャック・ブッシュ、アンソニー・カロといった、かたちを用いて色彩にアプローチした4作家の作品に注目する。


 フランク・ステラは戦後アメリカの抽象絵画を代表するひとりで、ミニマルアートの先駆者としても知られている。本展では、画面を黒のストライプで埋め尽くした初期作品《トムリンソン・コート・パーク(第2ヴァージョン)》をはじめ、シェイプト・キャンバスを用いた「ダートマス・ペインティング」シリーズや、鮮やかな色彩を導入した「不整多角形」シリーズの作品が展示されている。


 ケネス・ノーランドは同心円やV字など特定の形状をモチーフにした作品を展示しており、ジャック・ブッシュは、鮮やかな色彩のキャンバスに不規則な形状の色のブロックを描いた作品を展示。加えて、スチールによる彫刻を赤、青、黄などの単色に塗ったアンソニー・カロの作品を見ることもできる。


 第2章「色と技法」は、タイトルが示すようにカラーフィールドの「技法」に着目。カラーフィールドの作品においては、「主題」よりも「技法」が色彩の新たな可能性を提示する重要な役割を果たしたとされている。


 例えば、ヘレン・フランケンサーラーは初期作品においてキュビスム風に取り組んでいたが、1952年には薄く溶いた絵具をキャンバスに流して染み込ませるステイニング技法を生みだし、柔らかな質感をもつ作品をつくりだした。その代表作《山と海》はノーランドやモーリス・ルイスにも影響を与えており、モーリス・ルイスはステイニング技法を用いた「ヴェール」「アンファールド」「ストライプ」などのシリーズで知られている。同章では、フランケンサーラーとルイスの作品が同じ展示室で展示されており、その関係性をうかがうことができるだろう。


 フリーデル・ズーバスは、ルイスなど同世代の画家が下塗りをしなかったのとは異なり、下地を丁寧に施したキャンバスのうえに、アクリル絵具を用いて、羽のような筆のタッチで色の帯をかたどり、それらが画面を自由に行き交う特徴的な作品を制作した。ラリー・プーンズは、キャンバスに向けてアクリル絵の具を投げつけてできる飛沫や滴り、または異物などを貼り付ける作品を制作し続けている。こうした様々な技法によって生み出されたダイナミックな絵画にじっくり向き合ってほしい。


 第3章「色から光へ」はジュールズ・オリツキーの作品のみで構成。オリツキーは、ステイニングに始まり、絵筆やスポンジ、スプレーガンなど様々な技法や道具を駆使し、生涯にわたり絵画における色彩と光の効果を探求した。


 同章では、工業用のスプレーガンを使用した霞が漂うような作品や、中国の山水画をも思わせる絵画、そしてメタリック絵具を使用して画面に凹凸のあるテクスチャーを創出した作品など、多様な表現を堪能することができる。


 なお、同館で同時開催中のコレクション展では、「カラーフィールド」展とあわせて初めて「青|緑」「赤|黒」「銀|灰」「金|黄」「白|透明」など色ごとの作品展示を試みる。モネの《睡蓮》やルノワールの《水浴する女》をロイ・リキテンスタインなどの現代アートと比較しながら鑑賞できるのが面白い。


 色彩に取り組むことに共通しながら、様々な手法を駆使して作品を生み出した9名のカラーフィールドの代表作家。空間を満たした色彩豊かな大作を通し、色の海を泳いでみてはいかがだろうか。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/c9bb3fb6305f50cee1a06094333db976c0cf0fb4

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】
    2024-05-29

    白と黒で奏でるインスタレーション 渡辺信子が京都で「White and Black」
    2024-05-31

    将棋叡王戦、藤井が勝ち最終局へ
    2024-05-30

    幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】
    2024-05-30

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    まだ無名だった作曲家エルガーが、婚約の贈り物として捧げた名曲【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-01

    ポール・オースターの名言「けれどオニオンパイの味は…」【本と名言365】
    2024-06-02

    死後に再評価が進んだ作曲家の筆頭、ビゼー。その裏には友人の存在が【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-02

    道後温泉の記憶を継承するアート 大竹伸朗が“描き”重要文化財を守ったテント膜「熱景」の再生
    2024-06-03

    中国でドラえもん映画が興行首位 国際こどもの日に12億円
    2024-06-03

    峰不二子役の増山江威子さん死去 声優、艶ある声でルパン翻弄
    2024-06-03

    香川県・直島に開館する新たな美術館の正式名称が「直島新美術館」に決定
    2024-06-03

    フジコ・ヘミングさん偲ぶ魂のピアノ旋律
    2024-06-03

    「企画展 歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」(泉屋博古館東京)開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ
    2024-06-04

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る
    2024-06-05

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    美術家藤井光さん個展「終戦の日/WAR IS OVER」 希望か絶望か…大分・佐伯の地下弾薬庫跡にこだまする泣き声
    2024-06-07

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛