甲冑の展覧会が金沢21世紀美術館で開催、三田真一がスニーカーで制作した作品も

同展は、石川県立歴史博物館や大阪城天守閣、井伊美術館など全国の歴史博物館および美術館との大型コラボレーションにより実現。安土桃山から江戸初期にかけて作られた、意匠やスタイルの異なる甲冑を展示する。主な展示作品は井伊美術館の「金本伊予札日輪紋丸胴具足」や石川県立歴史博物館に所蔵される「紅糸威仁王胴具足」など。現代アーティストがデザインした展示空間で甲冑の造形を細部まで360度の視点から鑑賞することができる。
また、スタイリスト三田真一が制作したスニーカーを組み上げて製作した未来的な甲冑シリーズ「連続の断片」や「ハトラ(HATRA)」とフットウェアブランド「マガリモノ(MAGARIMONO)」がコラボし、甲冑の意匠や紋様に着想を得た3Dプリントスニーカー「AURA」を展示。常にデザインや機能が更新されていくスニーカーに着目し、甲冑との比較を通じて現代に通じる甲冑の美学を紐解く。5月3日には三田真一、ハトラ、マガリモノの三者が甲冑や自身の作品について語るトークセッションが開催される。