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ライアン・ガンダーが問いかける「時間」とは何か。東京オペラシティ アートギャラリーで「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」が開幕
2022-07-16
ライアン・ガンダーが問いかける「時間」とは何か。東京オペラシティ アートギャラリーで「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」が開幕

 昨年の開催を予定しながらも、コロナ禍による延期を余儀なくされていた東京オペラシティ アートギャラリーのライアン・ガンダーの大規模個展「ライアン・ガンダー
われらの時代のサイン」がついに開幕した。会期は9月19日まで。



 ライアン・ガンダーは1976年イギリス生まれのアーティスト。2019年のクンストハレ・ベルンでの大規模個展をはじめ、各国で展覧会を開催してきた。また、ドクメンタ、ヴェネチア・ビエンナーレなどの国際展での展示や、2010年のセントラルパーク(ニューヨーク)におけるパブリック・アートでも知られており、国内では2017年に大阪の国立国際美術館で個展が開催された。


 今回の展覧会では新旧様々な作品を組み合わせながら、大きな展示室をひとつの作品に見立てて展示を実施。いたるところにガンダーの作品が散りばめられ、来場者に刺激を与える。



 ガンダーは本展の骨子について次のように語っている。「本展は時間についての展覧会といえる。時間の価値を人々はどう考えるているだろうか。これから3日しか生きられないとしたら、インスタグラムを見て過ごすだろうか。人々はじつはすでに手にしている自由を使うことなく、同じことの繰り返しで毎日を過ごしている。本当に大切なのは、私たちのアイデアや考えといった、各々の瞬間のできごとなのではないか。それらの価値は目に見えないから忘れてしまうが、時間こそ最大の財産であり、本展にあるのはそういった考えにもとづくものだ」。

 一見とらえどころがなく難解に感じる作品が並ぶ本展だが、このガンダーの言葉にヒントを求めれば、各作品のコンセプトがとらえやすいだろう。


 例えば、展示室の床に黒い立方体が並ぶ作品「ウェイティング・スカルプチャー」シリーズは、ガンダーの時間についての思索を端的に伝えるものといえる。各立方体にはバックライトつきのプログレスバーが表示されており、それぞれのバーは固有の時間を繰り返し再生している。例えばそれは「グレゴリオ暦の1分」といった世界標準の時間から「作家好みのやわらかさに卵をゆでる時間」といった個人的な時間まで様々だ。あらゆる時間がフラットに表示されることで、システムによって規定された時間とも、個によって規定された時間とも、鑑賞者は等しく相対することになる。


 床面に目をやれば、黒いカッティングシートの四角形が散りばめられていることに気がつくだろう。会場入口から続いているこれらのシートのシルエットは、すべてカードをかたどったもので、《野望をもってしても埋められない詩に足りないもの》(2019-2020)と名づけられている。かたどられているのは、クレジットカード、IDカード、航空券、タイムカードなどで、こうしたカードが持つ個人のアイデンティティと、時間を消費することの関係性を示唆している。


 まるで上空から落ちてきて、床を破壊した瞬間に静止したかのようなステンレス製の立体作品《編集は高くつくので》(2016)も目を引く。本作は直線を基調とした抽象彫刻で知られる彫刻家、ジョルジュ・ヴァントンゲルロー(1886~1965)の作品を編集したもので、ヴァントンゲルローの彫刻の直線がアルゴリズムを通してすべて曲線に変換されており、もととなった彫刻とは真逆のやわらかな曲線で構成される立体作品となった。また、ガンダーは本作の破壊されているかのように見える床面を「モダニズムの象徴」と語っている。


 グラファイト製の人型の立体作品《タイーサ、ペリクルーズ;第5幕第3場》(2022)と《脇役(パルタザール、ヴェニスの商人:第3幕第4場)》(2019-2020)も想像をかきたてられる。双方ともに、演劇のリハーサルの舞台裏で出番を待つ脇役をモチーフとしており、ふたりの姿は実際に出番として必要とされる時間よりも遥かに長い「待機」という時間の存在を見るものに投げかける。さらにこのグラファイト製の作品の周囲の壁にはグラファイトが擦れた汚れがあり、彼らが動いたと感じさせる痕跡となっている。ここにもまた、過去に存在したであろう時間を想像させる仕掛けが見て取れる。


 ふたつ並んで壁面に取りつけられた《最高傑作》(2013)と《あの最高傑作の女性版》(2016)も、印象的な作品だ。本作に近づくと、埋め込まれた目玉、まぶた、眉が、鑑賞者に反応して動き表情をつくり出す。ガンダーは、作品を鑑賞するために人々が訪れる美術館で、美術館もまた鑑賞者を鑑賞するという、お互いに見つめ合うような関係を本作によって可視化したという。



 24枚のパネルによる大型作品《ばらばらになった自然のしるし(大多数は立ちすくんで気もそぞろに月を見つめる中、少数派は怒りに駆られてしるしを描く)》(2022)は、新型コロナの影響により移動が制限されていた時期に制作された作品。月と思わしき円形は、ガンダーのスタジオにあったゴミ箱の底で絵具を押し当てプリントしたもので、これらも古来から時を知るために見つめられていた月と接続するモチーフとなっている。


 会場では視線を下に向けることで作品を見つけることも可能だ。例えば《2000年来のコラボレーション(予言者)》(2018)は、機械で動くネズミが展示パネルに空いた小さな穴から顔を覗かせ独白するという作品。その声はガンダーの9歳の娘のもので、チャップリンの『独裁者』の演説をポスト・テクノロジーの時代を踏まえて書き直したテキストが、人類が滅亡した世界でも生き残るであろうネズミによって語られている。


 「何でも最後のつもりでやりなさい」シリーズは、イギリス国民が想像力を働かせることを促進するための広告だ。媒体はデジタルサイネージ、印刷物、テレビ映像と様々だが、いずれもガンダーが作品としてつくったもの。日本でも同種の公的な機関によってつくられた広告を目にすることは多く、公が個の行動を喚起するための情報についての示唆的な作品といえる。


 ほかにも、本レポートではとても紹介しきれないほどの作品が、会場のいたるところに展示されている。見上げたり、しゃがんだり、覗き込んだりといった身体的な動きを伴いながらそれらを探し、解釈しようとするとまたたく間に時が過ぎていることに気がつく。あらゆる手法を用いながら、来場者に美術でしかありえない時間を提示する、稀有な展覧会といえるだろう。


 なお、上階では「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」も開催されている。昨年、本展が延期された際に開催された収蔵品展だが、本来あるべきかたちで再度開催されることになったので、こちらも見逃さないようにしたい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/d7ac37f592e9eb424c9299e6967cd17456b2607c

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