日本の鉄道はどのように描かれていた? 美術との関係からたどる鉄道150年の歴史 2022-10-21 1872年に新橋ー横浜にて開業し、今年150周年を迎えた日本の鉄道。実はその年、初めて「美術」という言葉が翻訳語として登場したことはあまり知られていない。鉄道は多くの絵師や画家のモチーフになっただけでなく、鉄道網の発達によって美術家たちの行動範囲を広げ、創作意欲をかき立ていった。また戦後は駅や電車内にてパフォーマンスが行われたり、作品そのものが展示されるなど、意外にも関係は深い。そうした鉄道と美術の150年の歴史をたどる展覧会が、東京ステーションギャラリーにて開かれている。