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奥山由之×伊藤貴弘 対談 「写真に“賞味期限(BEST BEFORE)”はあるのか?」前編
2022-06-15
奥山由之×伊藤貴弘 対談 「写真に“賞味期限(BEST BEFORE)”はあるのか?」前編

約12年間にわたるクライアントワークをまとめた『BEST BEFORE』を出版した写真家、映像監督の奥山由之。常に変化を恐れず、ものすごいスピードで時代を駆け抜け、どの瞬間においてもベストを詰め込んだ445点ものイメージが収録された512ページの超大作は、重厚感がありながらも、軽やかでその装丁にも奥山らしさが表れている。ここでは、同書のために書き下ろした寄稿文にて奥山を「決して消えない光を集める」と評した東京都写真美術館の学芸員である伊藤貴弘とともに、刊行されたばかりの同書について語り合う。アイロニカルなタイトルに込めた思い、写真における言葉の役割、個性的な作品を生み出す秘訣など、写真界を牽引する二人の対話から、この本の底知れない可能性を探ってみた。尽きることのない二人の対話を前・後半に分けてお届けする。


伊藤貴弘(以下、伊藤):そもそもの経緯から伺ってみたいのですが、いままでのクライアントワークをひとつの形にまとめようというアイデアは、いつぐらいからあったのでしょうか?

奥山由之(以下、奥山):活動を始めてから約10年が経った2、3年前に制作がスタートしました。クライアントワークだと、案件ごとに手法やアプローチの仕方、撮影スタイルが異なるので、表面的な統一感がないのですが、本としてまとめることで散在していた写真に貫かれている本質であったり、表層化していないコンセプト、“自分らしさ”にこの先のどこかで気付きたいと思ったので、編集不可能な状態、つまり本としてまとめておく必要があると考えました。本を作る意義のひとつは、物体として残ることによって、制作当時は無意識だったことに対して、客観視による意識的な気付きができる点だと思います。長い年月を経て見返したときに、客観性を持って、かつての自分はこういうことを表現したかったのではないかと気付ける装置を、クライアントワークにおいても作りたかったんです。いざ制作をスタートすると……この本を見ていただくとわかると思うのですが、レイアウトからクレジット、装丁に至るまで、まとめ上げるのがとにかく大変でした(笑)。十数年間の中で関わってくださった多くの方々から掲載許可を頂き、文字情報を整え、膨大な写真の新たな魅力を引き出せるレイアウト構成を探り、どういう装丁にするか決めるという、本作りでは当たり前のプロセスではあるのですが、その質量が膨大なだけに、総括してひとつにまとめるのは体力勝負でした。出版社の青幻舎の方々を初め、アートディレクターの平林奈緒美さん、僕のマネージャーやアシスタント、本作りに協力して下さった全ての方々に心から感謝しています。

伊藤:これだけの量の自分が撮った写真を見返すというのは、楽しい作業でしたか? それとも撮ったときのことを思い出して辛い部分もあったのでしょうか?

奥山:クライアントワークに限らずの話ではありますが、時間や予算に上限がある中でたくさんの方々と一緒にベストを探るので、当然衝突もあります。仕事をしている最中はある種の興奮状態で気づかなかったのですが、こうやって冷静に客観視してみると、クライアントワークの枠の中でよくこんなにもコンセプチャルな写真を撮らせていただけたなと思いますね。それは表現における自由度の話に限らず、自分一人ではなく、さまざまな方々の技術や才能が集まってようやく作られたものであることの再確認にもつながりました。撮影当時ももちろん思っていましたが、改めて見返すと、関わってくださったみなさんへの感謝の気持ちが強く湧き上がってきました。いろんな人たちと共有した気持ちや思い出がそれぞれの写真に詰まっているので、掲載写真を選び出すのに長い期間がかかりました。それにシリーズとして複数枚でひとつのまとまりになっているクライアントワークもありますし、それぞれの写真が明確に個々の目的のために撮られているので、本を構成する前提で、一枚一枚、独立した”写真”として捉えることも難しかったです。

伊藤:『BEST BEFORE』のために奥山さんが書き下ろされたあとがきを拝読して、作業に集中し過ぎてしまう部分や多忙なスケジュール、矛盾する自分を抱えながら制作されている姿などの葛藤がリアリティを持って伝わってきました。しかもこのボリュームの写真集をまとめるときも、同じような大変さがあったわけじゃないですか。本当にすごいなと思いました。

奥山:ありがとうございます。あとがきの方向性は迷いましたが、仮に胸のうちにある感情を吐露したとしても、今回アートディレクションを担当してくださった平林さんなら、そのエモーションをデザインとして冷静に整頓してくださると思ったんです。普段、ステートメントはあまりそういった感傷的な書き方をしないように心掛けているのですが、今回は、写真集を開くと音が聞こえてくるような、風が吹くようなものにしたくて、自分自身がある種の興奮状態にある様相も残して書こうと思いました。でも、客観的かつ論理的に僕の作品をとらえていただいた伊藤さんと編集者の河尻亨一さんの文章がなかったら、きっと本全体が必要以上にエモーショナルなものに見えていたかもしれません。

―今回伊藤さんに執筆を依頼された経緯を教えていただけますか?

奥山:「flowers」という作品を制作していたときに、伊藤さんにプリントを見ていただく機会があり、その後同タイトルの写真集(赤々舎、2021年)の出版記念イベントで対談をしてくださったんです。僕は、作家として自分の作品に纏わるコンセプトや制作過程を語ることはできても、長い写真の歴史において自分の作品がどういった存在であるのかを冷静に判断するのはまだ難しい。対談のときに伊藤さんが、僕自身が無意識に考えていたことをクリアに言語化してくださったので、伊藤さんの言葉を介して、自分の作品をより深く知るような新鮮な体験ができました。それが、今回依頼させて頂いたきっかけです。

伊藤:改めて写真についてゼロから考え直す機会になったので、とてもありがたかったです。この本のプロダクト的な装丁がすごくいいですね。奥山さんの写真に寄り添って、もっと凝った装丁にすることも可能だったと思うんですけど、“枠組み”がしっかりしている。今回特にクライアントワークという多様な仕事を、一冊にまとめるのは大変だと思います。そういうときに枠組みみたいなものがあると、ひとつひとつの写真がちゃんと際立って見えてくる。『BEST BEFORE』は、それが実現されている装丁だなと思いました。奥山さんの感情が伝わる文章もその枠組みの中でちゃんと収まっていて、それはなかなか簡単にできないですよね。その点でも素晴らしい装丁だと思ったのですが、奥山さんからも色々アイデアを出されたのですか?

奥山:数年前にこの本の企画が始まった時点で、アートディレクションは平林さんにお願いしたいという気持ちが強くありました。アーカイブとしての機能を保ちながら、理路整然とし過ぎず、どこかにふっと可愛げや人間味が立ち上がる本にしたかったので。本に限らず平林さんが手がけられたものは、一見無機質で機能的、ストイックなデザインに見えますが、その中には丸み――物理的な丸みではなくて、ちょっとしたユーモアや可愛げみたいな人間的様相――が垣間見える。モダンなスーツを着こなしてシュッとしているように見えながら、髪の毛の一部が寝癖でちょっとだけハネている人みたいな、どこかほころびのある可愛らしい人柄、そういう印象を平林さんのデザインから受けるんですね。

例えばこの写真集の背に、賞味期限を記すために欧米のスーパーなどで実際に使われているシールを模したデザインや、生産国、重量の記載があるのは、「BEST BEFORE」という「賞味期限」を意味するタイトルにちなんだ平林さんなりのユーモア、かわいげだと思います。また若干だけ小ぶりのサイズになっていることで、分厚い本なのに絶妙な愛らしさを感じる。これ以上サイズが大きいと、威圧感が前面に出てしまったと思うんです。そういった細かなコントロールが素晴らしい。あとは、表紙がシンプルで無機質な印象なのに、裏表紙には過剰なまでの文字の配列がある緩急も平林さんらしいと思っています。無機質なプロダクト的印象と可愛げや人間味という、相反する要素を混在させてほしいとお願いしたこともあり、随所にそういった工夫が施されています。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/9438255fce547426896f58d8f29869693bfc9ab0

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