信長との「志賀の陣」、寺社取り込んだ長政の戦略 書状見つかる 2022-08-17 戦国時代に浅井長政・朝倉義景の軍勢が織田信長と戦った「志賀の陣」の際、比叡山周辺に陣を置いた長政が小谷城から湖西への経路を確保するために西浅井(現在の滋賀県長浜市西浅井町)の大浦黒山寺(現覚伝寺)に出した書状が見つかった。寺領を保証するもので、寺社勢力を取り込み、戦いを優位に進めようとした長政の戦略が透けて見える。