【6月25日~26日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!

ピントの合っていない写真のように見える絵、絵の具がランダムに飛び散ったような抽象画、ガラスや鏡によって周囲を映し出す作品。日本の美術館では16年ぶりになるゲルハルト・リヒターの個展は彼が仕掛けた二重、三重の謎に満ちています。
見ているといつの間にか変化する光のアート。空間を満たす複雑な音のインスタレーション。京都の歴史的建造物でブライアン・イーノのインスタレーションに浸れます。
2012年から、〈FEEL KIYOMIZUDERA〉という名のもと、アートや写真、舞踏、音楽イベントといった、さまざまな表現を通して“祈りの場”を創出する取り組みを続けている、京都の〈音羽山清水寺〉。そのプロジェクトとして、映像作家であると同時に、広告写真やアーティストのポートレートなども手掛けてきた、柿本ケンサクが新作展を開催します。
『りんごかもしれない』や『こねて のばして』、『もう ぬげない』など、子どもが誰でも持っている想像力をどこまでも広げてくれる作風。そして、愛らしいキャラクターと緻密な構造の絵が多くの人を惹きつける絵本作家のヨシタケシンスケ。初の大規模個展が世田谷文学館で開催中です。
〈アーティゾン美術館〉にて、現代の写真作品と絵画の関係をひもとく展覧会『写真と絵画─セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策』が開催中。
三重県・多気町にある〈VISON〉にて、皆川 明と内田鋼一が共に作陶した「白」と「黒」のうつわの展覧会が2022年7月24日まで開催中。展覧会に向けて作陶する2人を訪ね、アトリエへお邪魔しました。