• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
プレイバック!美術手帖:1972年3月号、特別記事「フジタよ あなたは……」
2023-06-06
プレイバック!美術手帖:1972年3月号、特別記事「フジタよ あなたは……」

 本号には、画家・菊畑茂久馬による戦争画論「フジタよ
あなたは……太平洋戦争記録画からの考察」が収められている。メインの特集は、歌川国芳・国貞の春画を取り上げた「哄笑─江戸のエロス」。しかし、特集に割かれた誌面は全321頁中わずか64頁(口絵を除く記事本体では40頁)しかない。そのいっぽうで特集外では、加納光於・大岡信の共作や、白川義員とマッド・アマノが争った「写真著作権問題」をめぐる考察、そして「近頃の『美術手帖』はひどいものだ」から始まり「その本来の姿に帰れ‼」という一喝で締め括られる読者投稿など、喧々囂々とした熱気が満ち溢れている。


 菊畑の論考は、そうした喧騒のただ中にある。著作『フジタよ眠れ:絵描きと戦争』(葦書房、1978)のひな型になった同論考は、当時タブー視されていた藤田嗣治の戦争画を「絵画」として語り直し、いまや画家の代表作と目される評価に先鞭をつけるものだった。1935年生まれの菊畑は、少年時代に戦争画を前にして「観あげたあの大画面のふるえるような感動の意味を[…]問いたださなければならない」という内的な動機から出発している。そしてその視線の先には、戦争画賛美(戦前)と断罪(戦後)という「振子の根元を断ち切ること」、すなわち絵画/表現を語る言葉による戦争画の克服が見据えられていた。


 その語りの独自性は、国粋主義が支配していた戦前日本の「ナショナリズム」が、平和主義へと一転した戦後日本にも連綿と引き継がれたと批判している点にある。戦前─戦後を貫く「ナショナリズム」の土俵の上で、戦後日本の「平和絵画」は「戦争画をぶんなぐる」役割を担わされたにすぎない。それよりもなぜ、戦争画家の「血塗られた手」に「一瞬神は宿ったのだろうか」と菊畑は問いかけるのだ。


 本誌2015年9月号に掲載されたインタビュー(*1)で菊畑は、戦争画論を執筆した背景には、編集長から「いろんな人に頼んだが、みんな断ってくる。書いてくれ!」と懇願された経緯があったと述懐している。その語りは当時あまりにラディカルだったため、菊畑が張った論陣は一時、前人未到の孤独な空間になった。しかし先述のように、いまでは藤田の戦争画は日本美術史における特異点となり、また菊畑が戦争画と並行して語っていたアマチュア画家・山本作兵衛の炭鉱画は世界記憶遺産に登録されるに至った。


 このように、様々な二項対立(賛美/断罪、美術のプロ/アマ)を超えて「表現」に立ち返ろうとする菊畑の語りは、その後多くの人々を動かす原動力となった。50年以上前の誌面をめくることで、私たちはいまでもその熱を受け取ることができる。

*1──「菊畑茂久馬インタビュー 目覚めよフジタ」(聞き手=椹木野衣)、『美術手帖』2015年9月号特集「絵描きと戦争」


(『美術手帖』2023年4月号、「プレイバック!美術手帖」より)

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ccd2bedb12b01b4832bad6fda2627b514d956b4c

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    ブームなぜ起きた? 東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展
    2024-05-30

    「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」 日本デビュー曲USEN1位も獲得 コアな追っかけも
    2024-05-30

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    社長「関係者や視聴者不安にさせた」と謝罪
    2024-05-30

    将棋叡王戦、藤井が勝ち最終局へ
    2024-05-30

    小学館も来週に報告書公表
    2024-05-31

    【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた2人の受領とは
    2024-06-01

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    性被害者支援の法人設立 スマイル社
    2024-06-04

    島左近の墓、京都の寺で発掘調査 三成の腹心、関ケ原後も生存?
    2024-06-05

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    佐渡金山の世界遺産登録、「情報照会」勧告
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    今週末に見たい展覧会ベスト8。閉幕の横浜トリエンナーレから、「梅津庸一 クリスタルパレス」、石川九楊の2ヶ月連続個展まで
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛