• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
ロシア・サハリンで暮らす残留韓国・朝鮮人「カレイスキー」を撮り続ける写真家・新田樹〈dot.〉
2022-05-30
ロシア・サハリンで暮らす残留韓国・朝鮮人「カレイスキー」を撮り続ける写真家・新田樹〈dot.〉

*   *   *

 新田さんが初めて「カレイスキー」のおばあさんたちと出会ったのは、旧ソ連崩壊から5年後、1996年春だった。


 ロシア・サハリンの州都ユジノサハリンスク(豊原)の街を歩いていると、日本語が耳に入った。

「日本の方ですか?」。新田さんは思わず声をかけた。「いいえ、私たちは戦争の前にここへ来た朝鮮人です」。

「単に日本語をしゃべれる、というより、おばあさんたちが日常的に日本語で会話していることがショックでした」

 その衝撃が彼女たちを撮影するいちばん大きな原動力となった、と新田さんは振り返る。

 終戦間際の45年8月8日、旧ソ連は日本領だった樺太(サハリン)南部に侵攻した。当時、そこには日本の民間人約38万人と、植民地だった朝鮮半島出身者が数万人いたといわれる。戦後、日本人の大半は引き揚げたが、朝鮮半島出身者とその配偶者である日本人はこの地を離れることはかなわなかった。彼らはロシア語で「カレイスキー」と呼ばれる。

 新田さんがバザール(市場)を訪れると、花を売っていたカレイスキーのおばあさんたちに日本語で話しかけられた。サハリンでの厳しい生活を打ち明けられた。その背景に日本が関わったことを思わずにはいられなかった。

「ホテルに帰った後、ほんとうにどうしようか、考えました。重い歴史の話を聞くということは、その人ときちんと向き合うことじゃないですか。でも、あのときは一歩も踏み込めなかった。自分にはその覚悟がなかったんです」


■福島で世界を感じさせたモスクワ放送

 67年、福島県会津若松市で生まれた新田さんが旧ソ連やロシアに憧れを抱くようになったきっかけは小学生のとき、祖父に買ってもらった赤いトランジスタラジオだった。不意にスピーカーから不思議な抑揚の声が流れてきた。「こちらはモスクワ放送局です」。それは海外向けに60言語以上の外国語放送をしていた旧ソ連の国営ラジオ局だった。福島から遠く離れた世界の存在を感じさせたモスクワ放送は新田少年の記憶に深く刻まれた。

 やがて新田さんは上京し、東京工芸大学で写真を学んだ。スタジオ勤務やアシスタントを経て96年に独立するとロシアへ旅立った。旧ソ連崩壊後、混乱の続くロシアを写すことを写真家としての最初の仕事にしたかった。「アシスタント時代にためたお金でやれることをやろうと」意気込んでいた。

 しかし、現実は厳しかった。

「最初のロシアは挫折でした。出国したとき、もう2度と来ないだろうな、と思いました。残念なことに、自分が掲げていた理想と、撮れたものがまるで違った」

 新田さんが撮りたかった写真とはどのようなものだったのか?

「今枝弘一さん。あんな写真が撮れればなと」、口にする。今枝さんは旧ソ連が崩壊する現場を驚くべき行動力で訪ね歩いた写真家だった。ペレストロイカ(改革)の影に生きる人々を写した作品は世界的にも優れたフォトルポルタージュとなった。

「でも、ぼくにはそこまでのガッツがなかった。ただ野良犬みたいに街をぶらぶらして写真を撮ることしかできなかった。サハリンのおばあさんたちに出会っても、それに取り組む粘りのようなものを持っていなかった」

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/e88718c6ce71e6ccbc19d7625e1a01c860aa351f

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    制作期間「足りていなかった可能性」
    2024-05-31

    授業中の生徒や住民が弾道ミサイル飛来を想定した避難訓練 福島・須賀川桐陽高
    2024-05-31

    “家形埴輪”大集合、総選挙も 「住宅展示場の気分で」、奈良
    2024-06-01

    デザインジャーナリストによる新しいデザイン誌の登場です!
    2024-06-01

    森鷗外の教師像に迫る 研究の「盲点」、記念館で特別展 学生の評判も紹介
    2024-06-01

    知られざる作品や作家との巡り合いが生まれる高円寺のギャラリーショップ。
    2024-06-02

    ニコライ・バーグマンが手がける北欧のジュエリーブランド〈フローラダニカ〉旗艦店が南青山にオープン。
    2024-06-03

    フジコ・ヘミングさん偲ぶ魂のピアノ旋律
    2024-06-03

    本年入試私立公立とも志願者微減 栄光ゼミナール担当者にきく 埼玉中高入試最新動向
    2024-06-04

    「国芳の団扇絵 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」(太田記念美術館)開幕レポート。世界初の展覧会
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    彫刻の森美術館で「舟越桂 森へ行く日」が開催へ
    2024-06-05

    太宰府天満宮で「Fukuoka Art Book Fair」が開催へ
    2024-06-04

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も
    2024-06-04

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛