「五・一五事件」が生んだ名刀、GHQの接収逃れ京都で発見 2022-09-13 「剣聖」と呼ばれ明治から昭和にかけて活躍した武道家、中山博道(1872~1958年)が戦前に試し斬りし、陸軍大将を務めた朝香宮鳩彦(やすひこ)王(1887~1981年)に献上したとされる日本刀が京都市内で見つかった。「五・一五事件」を機に生まれ、戦後の連合国軍総司令部(GHQ)による刀剣接収を逃れた名刀の一つ。100万振り以上が接収されたともいわれる中、当時の様子を伝える貴重な資料となりそうだ。