東京で瀬戸内寂聴さんのお別れ会 「あの世でも忙しく」 2022-07-26 昨年99歳で死去した作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの「お別れの会」が26日、都内の帝国ホテルで開かれ、親交のあった著名人ら約290人が参加した。作家の平野啓一郎さんは「安らかに眠ってください、という決まり文句は似つかわしくない。あの世でもきっと目が回るほど忙しくされ、懐かしい人たちとの再会を楽しんでらっしゃることと想像します」と遺影に語りかけた。 作家の林真理子さんは「作家は死んだら次の年には忘れられるもの、と何度もおっしゃった。でもそれはでたらめでした。今、先生のご本は売れ、ドキュメンタリー映画が作られ、また寂聴ブームが起こっております」と話した。