• Outils en Ligne
  • - Calculatrices
    • Compteur de Caractères
  • - Téléchargement
    • Téléchargement TikTok
    • Téléchargement Douyin
  • - Outils Web
    • BASE64
    • Base64 vers image
    • Image vers Base64
    • Encodage URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertisseur Unicode
    • Formatage JSON
    • Modifier l’Extension
    • Créer une Liste
    • Optimiseur CSS
  • - Outils de Chiffrement
    • Chiffrement MD5
    • Générateur Aléatoire
  • - Outils d’Image
    • Compression d’Images
    • Générateur de QR Code
    • Lecteur de QR Code
    • Prévisualisation de Fond
  • - Fiches d'information
    • Hérédité du Groupe Sanguin
    • Tailles Vêtements
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
鴻池朋子の個展から考える、美術館で「みる」行為
2022-07-24
鴻池朋子の個展から考える、美術館で「みる」行為

 絵画や彫刻、手芸、歌、映像、インスタレーションなど様々な表現手法を通し、芸術の根源的な問い直しを続けているアーティスト・鴻池朋子。その個展「みる誕生」が、香川県の高松市美術館で始まった。会期は9月4日まで。


 鴻池は1960年秋田県生まれ。大学を卒業後、玩具、雑貨の企画デザインに携わり、98年よりアーティスト活動を開始した。近年は2015年の「根源的暴力」(神奈川県民ホールギャラリー)をはじめ、「ハンターギャザラー」(秋田県立近代美術館、2018)、「鴻池朋子
ちゅうがえり」(アーティゾン美術館、2020)など、ほぼ毎年大規模な個展を立て続けに開催しており、いずれも大きなインパクトを人々に与えてきた。また、コロナ禍では角川武蔵野ミュージアムの「コロナ時代のアマビエ」プロジェクトに参加。皮革を支持体とする《武蔵野皮トンビ》を美術館外壁に設置したことで話題を集めた。


 本展タイトルにある「みる誕生」とは、「生まれたての体で世界と出会う驚き」を表す言葉だ。美術館という建物のなかで、鑑賞者は視覚だけでなくあらゆる感覚を駆使して「みる(看る・視る・観る)」ことで、自然界との新た通路を開くことが期待されている。


 7月15日の報道内覧会に出席した鴻池は、このタイトルについて「言葉、文法としては変な日本語」だとしながら、次のように意図を語った。「これまでのアーティストたちは、否定を使って鑑賞することのぎこちなさを表し、芸術というものが反体制的に社会に作用するものとしてきた。その古い表現方法から脱出し、素直な言葉でまったく違う展開になるようなタイトルを考えたいと思った。そして、「みる」ことが一義的なものではなく、すべての人の数だけ感じ方があり、それぞれ違うということを、来館者が遊びながら自由に感じ取ってもらえればいい」。


 展覧会は、高松市美術館を皮切りに、静岡県立美術館、青森県立美術館へとリレーするもので、たんなる巡回展ではなく、それぞれの美術館と呼応した内容になっていく、という点も特筆すべきポイントだろう。

 高松市美術館では、高さ10メートルにおよぶエントランスホールで度肝を抜かれる。牛皮を継ぎ接ぎした幅12メートルの新作《高松
皮トンビ》が、大空間を飛翔するがごとく設置されているのだ。また2019年の瀬戸内国際芸術祭の際、大島の周回路《リングワンデルング》の森に吊られた《大島
皮トンビ》も展示されている。


 このエントランスホールからは1本の紐が展示室へと続いている。この紐は、展示室だけでなく廊下や1階の常設展示室まで張り巡らされており、紐を伝うことで全館をたどることができるという設計だ。目が見えない人々が作品に触れられるようにと施された「みちしるべ」だが、触れながら美術館内部を巡ることで誰もが鴻池に導かれるかのような、不思議な感覚をおぼえるのではないだろうか。


 美術館のコレクションとの対話も注目すべき点だ。高松市美術館では約1700点ある収蔵品から、リレーする3館の学芸員が選んだ作品約50点が展示されている。この「人間の痕跡」である作品とともに置かれているのが、鴻池の新作である《糞》の模型だ。糞は「動物の痕跡」(人間は排泄物を水洗する唯一の動物だと鴻池は話す)であり、会場の至るところに突然現れる。美術館という施設には一見不釣り合いに見える糞。しかし鴻池は、「人間がつくる作品も、きっと糞と同じような、例えば肥やしとしての地球に還元できる何かを秘めているのではないか」と語る。

 ここまで「みる」だけでも、鴻池が美術館という装置に揺さぶりをかけていることがわかるが、本展でさらに重要なのは、美術館と「外」の接続だ。


 展示の最後にあたる「つなぐ部屋」としての「インタータイダルゾーン(潮間帯)」では、国立療養所・菊池恵楓園(熊本県合志市)の絵画クラブ「金陽会」のメンバーによる作品107点が並ぶ(残念ながら内覧会当日は展示作業中で撮影はできなかった)。


 この展示は、金陽会の作品調査・保存活動を行っているキュレーター・蔵座江美の協力によって実現したもので、金陽会の作品が公立美術館で展示されるのは今回が2度目。同じ国立療養所がある大島での展示経験を持つ鴻池は、金陽会の作品を既存の「美術」から解放してくれるエネルギーを持つものだと語り、蔵座はこれまで陽の目を見ることが少なかった金陽会の作品を通して「作品の評価」とは何かと問いかける。


 金陽会の作品はその性質上、美術の「正史」ではない文脈で語られてしまう。鴻池はそういった「バイアス」をかけないために自分の個展のなかに彼らの作品を組み込んだのだという。


 コレクションと「糞」の関係や金陽会の展示、あるいは会場に張り巡らされた紐など、多様な要素から感じ取れるのは、鴻池が既存の「美術館」というシステムに限界を感じ、その存在そのものを問い直そうとしているということだ。そしてその問いかけは、様々な「みる」を通じて来館者一人ひとりが受け取っていくことになるだろう。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/3034fe546932cf68adbd957a9988c01111701224

Autres Outils
  • Compteur de Caractères Téléchargement TikTok Téléchargement Douyin BASE64 Base64 vers image Image vers Base64 Encodage URL JavaScript Timestamp Convertisseur Unicode Formatage JSON Modifier l’Extension Créer une Liste Optimiseur CSS Chiffrement MD5 Générateur Aléatoire Compression d’Images Générateur de QR Code Lecteur de QR Code Prévisualisation de Fond Hérédité du Groupe Sanguin Tailles Vêtements
  • 週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】
    2024-05-29

    民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    かど番・藤井聡太、第4局始まる 将棋、叡王戦
    2024-05-30

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。第1弾はBONDED GALLERYにて7月から
    2024-06-03

    ジャスパー・モリソンの名言「…が「普通」のものより役にたつことはない。」【本と名言365】
    2024-06-03

    文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
    2024-06-03

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    稀代のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの伝説の始まりはこの1曲から【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-04

    「CLAMP展」が国立新美術館で7月より開催。展示数は史上最多の約800点
    2024-06-04

    彫刻の森美術館で「舟越桂 森へ行く日」が開催へ
    2024-06-05

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション
    2024-06-05

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    古今東西 かしゆか商店【つづら】
    2024-06-05

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    写真家の吉田ルイ子さん死去
    2024-06-06

    美術家藤井光さん個展「終戦の日/WAR IS OVER」 希望か絶望か…大分・佐伯の地下弾薬庫跡にこだまする泣き声
    2024-06-07

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛