• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
坂茂が手がけたアートホテル。「ししいわハウス軽井沢」で特別な体験を
2022-11-04
坂茂が手がけたアートホテル。「ししいわハウス軽井沢」で特別な体験を

 コロナ禍前の2019年、中軽井沢に開業したブティックホテル「ししいわハウス軽井沢」をご存知だろうか?


 ししいわハウス軽井沢は、現代建築とデザイン、アート、そして美食と自然環境との調和を考えてつくられたリトリート施設。建物の設計はプリツカー賞受賞建築家・坂茂が手がけており、その美意識はインテリアにも及んでいる。このホテルの創設者であるHDHP
GK社のフェイ・ホアンは、サステナビリティの観点から坂茂を指名したのだという。


 投資家でありアートコレクターでもあるホアンは、なぜ日本でこのようなプロジェクトをスタートさせたのか? その理由については「都会の喧騒から離れた場所に、知的創造の建築空間をつくりたかったのだ」と話す。館内にテレビはない。軽井沢の自然に囲まれた空間は、まさに日常からのエスケープにもってこいだ。

 ホテルは、2019年オープンの「ししいわハウス軽井沢No.1(SSH No.1)」と、今年7月オープンの「ししいわハウス軽井沢No.2(SSH
No.2)」の2棟からなる。このホテルを特徴づける重要な要素が、坂茂の建築と館内随所に展示されたアートだろう。今回はこの2大要素を中心に、内部をご紹介したい。

「具体」が核をなす「ししいわハウス軽井沢No.1(SSH No.1)」

 2019年にオープンした「SSH
No.1」は軽井沢の豊かな景観を守るため、木々の間を縫うように設計され、滑らかな曲線が印象的な2階建ての隠れ家的建築。3つのテラス・ヴィラからなる全11室で構成されている。

 ゲストが最初に足を踏み入れるのは、吹き抜けが気持ちいいライブラリー。アルヴァ・アアルトのアームチェアと、ギュンター・フォルグの抽象画《Grid
Painting》(2006)が空間全体にアクセントを与えている。作品を構成する色彩が、周囲の自然と呼応するようだ。


 館内中心には暖炉を有する「グランドルーム」があり、巨大なガラス窓からは軽井沢の自然を存分に感じることができる。宿泊者同士が交流する場としても機能するグランドルームでは、アートはあくまで脇役だ。なおここでは坂がこの場所のためにデザインした巨大テーブルや、フランク・ロイド・ライトの照明「タリアセン」を思わせる間接照明にも注目してほしい。


 客室もインテリアを含め、すべて坂茂が監修している。坂のシグニチャーとも言える「紙管」を使ったベッドボードや、坂が学生時代にデザインしたという間接照明など、完全に統一されたデザインがなんとも心地よい。もちろん、客室にもアートワークが展示されている。

 ししいわハウス軽井沢では棟ごとに展示のテーマがある。SSH
No.1の中心となるのは「具体美術協会」(具体)の作品。創設者のホアンは、前衛作家集団としてそれまでの価値観を塗り替えようとした具体に、これまでにないホテルを目指す自らの姿勢を重ねたのだという。


 館内では元永定正、鷲見康夫、吉原治良ら3名の具体作家の作品を見ることができるほか、今井俊満や山田正亮、ザオ・ウーキー、ギュンター・フォルグらによる抽象画など、あわせて10点が展示されている。

写真作品が中心の「ししいわハウス軽井沢No.2(SSH No.2)」

 今年7月1日にオープンした2棟目「ししいわハウス軽井沢No.2(SSH
No.2)」は、大きな切妻屋根が特徴的な建築。1階には12室の客室を、2階には自然と一体する大きなフォレストテラス付きのザ・レストランとバーを有する。無柱のトラス(三角形の骨組みを単位とした構造)によって生まれた広々とした空間が開放感を演出してくれる。

 館内の作品は、SSH
No.1がペインティング中心だったのに対し、こちらは写真作品が核をなす。ホアンはここを「現代の価値観を持つ若い人たちに向けた場所」だとしており、「ソーシャルメディアが普及した現代社会では、写真が果たすべき役割はますます重要になっている。本物の写真とはどういうものなのかを感じてほしい」と語る。

 SSH
No.2を飾るのは17作家。およそ30点のオリジナルプリントだ。シリン・ネシャットやルース・バーンハードなど女性アーティストも積極的に取り上げており、人種問題や性差別など、いまだに解決していないソーシャルイシューについて考え、話し合う場になってほしいというホアンの思いが込められている。


 ただの飾りのためではなく、オーナーの明確な思想を体現するために展示されたアートワークの数々。これらは数ヶ月ごとに展示替えされる予定であり、シーズンごとに訪れる楽しみを提供してくれることだろう。


 なお、ししいわハウス軽井沢は「食」も抜かりない。メインダイニングの「ザ・レストラン」では、軽井沢の四季折々の食材をふんだんに使った料理を味わえるだけでなく、時間を忘れるような「ザ・ワイン&ウイスキー・バー」と「シガールーム」で長い夜も楽しめる。

 来春には、既存2棟とはまったく異なるデザインの西沢立衛設計による「SSH
No.3」がオープンする。建築とアート、そして食という3つのレイヤーを思う存分堪能できるししいわハウス軽井沢。ここでしか体験し得ない特別なひとときが、そこにはある。

 なお軽井沢にはセゾン現代美術館をはじめ、多数の美術館が位置している。ししいわハウス軽井沢での滞在とあわせて美術館にもぜひ立ち寄ってもらいたい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ad12d105549859e5bf5ad1020a6c29d15e002169

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    歯科医師の技術で愛好家も納得するサウナを細部まで再現するミニチュア作家
    2024-05-30

    あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法
    2024-06-02

    森鷗外の教師像に迫る 研究の「盲点」、記念館で特別展 学生の評判も紹介
    2024-06-01

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    知られざる作品や作家との巡り合いが生まれる高円寺のギャラリーショップ。
    2024-06-02

    ジャスパー・モリソンの名言「…が「普通」のものより役にたつことはない。」【本と名言365】
    2024-06-03

    福島県沖地震で解体 老舗文具店の新ビルが開店 イベントスペースも
    2024-06-04

    「国芳の団扇絵 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」(太田記念美術館)開幕レポート。世界初の展覧会
    2024-06-04

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    「三島喜美代―未来への記憶」(練馬区美術館)開幕レポート。最大規模のインスタレーションも
    2024-06-05

    今週末に見たい展覧会ベスト12。山武市百年後芸術祭、版画の青春、北斎に三島喜美代まで
    2024-06-04

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    「VOCA展」に関するハラスメント防止のためのガイドラインが制定
    2024-06-05

    島左近の墓、京都の寺で発掘調査 三成の腹心、関ケ原後も生存?
    2024-06-05

    「安全だと誰も言わない万博」爆発事故で教職員組合 大阪府に子供無料招待中止申し入れ
    2024-06-04

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛