• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
ニューヨークを愛しファッションに生きたビル・カニンガムが語る真実とは
2022-04-23
ニューヨークを愛しファッションに生きたビル・カニンガムが語る真実とは

ドキュメンタリー映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』でも広く知られ、精力的な取材で活躍した写真家のビル・カニンガム。2016年にこの世を去ったあと発見された自伝『ファッション・クライミング』には、彼が生き抜いたファッション界に対する姿勢や哲学が丹念に描かれている。ファッションとは何かを今、改めて問いたい人にぜひ手に取ってほしい一冊だ


 ニューヨーク・タイムズ紙の人気コラム”ON THE STREET”、“EVENING HOURS”の撮影者、執筆者として知られる、ビル・カニンガム。コレクション会場やパーティ、ストリートで彼に撮影されることがファッショニスタのステイタスとなり、米ヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンターが「私たちは毎朝、ビルのために着るのよ」と語ったほどだ。1970年代後半に同紙のレギュラー寄稿者になって以降、ニューヨークのさまざまな場所でスナップ撮影する姿が名物となり、2009年に市への貢献を称えて「生きるランドマーク」に選ばれている。

(画像)
2012年9月30日にニューヨーク・タイムズ紙に掲載された“ON THE STREET“。ファッション・ウィーク期間中のニューヨークならではの、個性を装いで表現する人々の熱量が伝わってくる
 その一方で、’50年代に彼がニューヨークを代表するエッジィな帽子デザイナーとして一世を風靡したことや、その後ウィメンズ・ウェア・デイリー紙やシカゴ・トリビューン紙でファッション事情を取材していたことは、あまり知られていない。創る側と報道する側、ふたつの側面からファッションに関わり、表も裏も知り尽くしていながら、彼は見聞きした事実を自分ひとりの胸にしまっていた。2016年に87歳で死去した後、彼の部屋から、きちんと清書された原稿が発見された。それが今回ご紹介する自伝『ファッション・クライミング』だ。

 ビル・カニンガムは1929年、ボストンで生まれた。アイルランド系移民が住む郊外の中流家庭で育ち、司祭となることを期待されながらも、幼い頃からのファッションへの夢を捨てられなかった。ハーバード大学を中退し、自由と魅惑を象徴する街・ニューヨークへ移り住む。そこでビルは、ファッショナブルな女性たちの観察に夢中になった。昼間はデパートで働き、夜は社交界のパーティに不正入場。エレガントな女性たちのドレスがどう動くか、ジュエリーをどう身につけるか、髪はどのようにセットされているかなどをつぶさに見ることが、彼の学びとなった。デパートの婦人用帽子売り場に魅了されたビルは、そのアトリエで帽子作りの基礎を教わる。当時は服に合わせて帽子を着用するのが、装いの上での常識とされていた。帽子はファッションの花形だったのだ。

 やがて彼は「ファッションを通して世界をハッピーにしたい」との理想に燃えて、帽子デザイナーとして活動を始める。しかし行く手は茨の道。ビルは顧客の女性たちのほとんどが、純粋にお洒落を楽しむというよりも、成り上がるためにファッションを利用したいと考えていることに気づく。そこで彼は1930~40年代にニューヨークで流行した“ソーシャル・クライミング”(立身出世を狙う行為)になぞらえて、自身を含めたファッションピープルの動向をゲームに見立て、“ファッション・クライミング”とネーミングする。「ここにはアメリカ女王もテキサス公爵夫人も存在しないから、唯一可能な区別となるのが『ファッション』だった。パリでは、ファットやディオールのオリジナルを着ている限り、だれが祖先かなどはほとんど問題にされなかった」という冷静な分析に、のちに活躍することになるファッションジャーナリストとしての片鱗がのぞく。1949年、初めて開催したプレス向けの帽子コレクションにたった一人訪れたのが、ニューヨーク・タイムズ紙のヴァージニア・ホープだったというエピソードが興味深い。翌日掲載された新進の帽子デザイナーを称える小さな記事が、ビルに勇気を与え、その活動を励ました。「空腹に耐えかねると、出かけてショーウィンドウを覗き込み、美しい物をごちそうにした」という、ファッションに対する情熱に胸が熱くなる。やがて彼は、独創性あふれる作品を次々に発表し、大成功を収めた。その過程を読み進むと、ファッション界の内幕に触れることができる。

(画像)
2011年6月19日のテーマは「おしゃれな男たち」。帽子デザイナーの経験を持つビルらしい、ディテールへの深いこだわりが感じられる

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/340a2816eed503b3650b83a290a036b527efc617

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    “家形埴輪”大集合、総選挙も 「住宅展示場の気分で」、奈良
    2024-06-01

    鎌倉幕府の地頭から海の武士団・松浦党に…古文書群「青方文書」からみる中世の漁業や製塩事情
    2024-06-01

    〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち
    2024-06-01

    ビルケンシュトック、創業から250年の歴史を振り返る2冊を出版
    2024-06-01

    声優の増山江威子さん死去
    2024-06-03

    峰不二子役の増山江威子さん死去 声優、艶ある声でルパン翻弄
    2024-06-03

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    稀代のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの伝説の始まりはこの1曲から【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-04

    2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す
    2024-06-04

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    akakilikeの新作ダンス公演『希望の家』が松本・東京の2都市で上演へ
    2024-06-04

    クールべ《世界の起源》はなぜ攻撃されたのか? ポンピドゥー・センター・メッスで破壊・盗難事件
    2024-06-04

    島左近の墓、京都の寺で発掘調査 三成の腹心、関ケ原後も生存?
    2024-06-05

    ご当地体操「いちょう体操」に小学生の指導委員が誕生 「体がのびやかに動く」
    2024-06-06

    田名網敬一が新作の巨大インスタレーションを発表へ。世界初の大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」
    2024-06-06

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    「Osaka Art & Design 2024」(大阪市内)開幕レポート。何気ない日常のなかで多様なカルチャーに触れる
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛