• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「心」の次の時代は… 能楽師・安田登さんが子どもたちに願うこと
2022-09-03
「心」の次の時代は… 能楽師・安田登さんが子どもたちに願うこと

 能楽師の安田登さん(66)が今春、ファンタジー児童小説「魔法のほね」(亜紀書房)を出版した。3300年以上前の中国・殷(いん)の時代に誕生し、漢字の起源となった甲骨文字を駆使して、古代中国にタイムスリップした小学生たちが活躍する。「文字と心の誕生」がテーマだ。不安やストレスなど、心の有りようが人々を支配する「心の時代」にあって、その次にやってくる時代を子どもたちに考えてほしい、と願ったという。能楽師の枠にとどまらない多彩な活動を展開する安田さん。心の次の時代とは何ですか?

 「魔法のほね」は、小学5年生の男の子たつきが、不思議な骨董(こっとう)店で甲骨文字が彫られた動物の骨「オラクル・ボーン」を手にすることから物語が始まる。祖父の力を借りながら文字の意味を読み解いていくと、儀式のために神々のいけにえにされる殷の時代の少数民族のことが書かれていた。たつきは友人2人とともに少数民族の人たちを助けるために古代中国にタイムスリップする――というあらすじだ。

 物語には、女王や王が文字を知る人物として登場。その家来たちはまだ文字を知らないという設定だ。文字を知る人だけが「心」を持ち、たつきたちは心を通じて女王たちと意思疎通し、少数民族を助けるための交渉をする。甲骨文字や漢字を解読していくたつきとともに、漢字の成り立ちや面白さを知ることもできる。

 心を意味する文字は、殷に続く周の時代(紀元前11世紀~同256年)に生まれたという。安田さんは、文字で出来事などを記録することで未来や過去という時間感覚を得て「人間に心が生まれた」と考えている。

 だが現代では「未来を考えるために生まれたはずの心によって、人は未来に絶望している」と安田さんは憂える。不安などに苦しむ「心の副作用」が増大し、自殺者や精神疾患が増えていると考える。

 安田さんは約10年前から、ひきこもりやニートの人たちと一緒に松尾芭蕉が「おくのほそ道」で歩いた道を一緒に俳句を詠みながら歩くという取り組みをしている。「彼らは真面目で、心が非常に発達した人たち。未来のことも過去のことも考えすぎて苦しんでいる」と感じている。「心が肥大化し、人間が心に押し潰されそうになっている」と危惧する。

 安田さんは、科学技術の発達でコミュニケーションのあり方が急激に変化する中、「心を上書きする『次』も生まれ得るのでは」と考えている。心に代わる何かが生まれ、心による苦しみから人々が解放されると期待する。インターネット上の仮想空間「メタバース」などから、心に代わる何かが生まれてくる可能性を感じている。

 それでは心に代わって次に何が生まれてくるのか。安田さん自身はその答えを持っていない。「これからの時代に生きる子どもたちが生み出すもの」と考えている。文字と心が生まれた時代を描いた「魔法のほね」を「心の次」を考えるヒントにしてほしい、と願っている。

     ◇

 安田さんの大胆な発想の源はどこにあるのか。本人は「一つのことの専門家ではないから、自由に考えることができる」と話す。安田さんが精通する分野は甲骨文字にとどまらない。ワキ方の「下掛宝生流」の能楽師として活躍する一方、シュメール語、論語、聖書などに通じ、さらには風水やゲームの攻略本なども含めて40冊以上の著書がある。

 甲骨文字を学ぶようになったのは、高校時代にはまっていたマージャンのパイの成り立ちに興味を持ったのがきっかけだった。27歳のときに能楽師、鏑木(かぶらき)岑男(みねお)の謡(うたい)に感動して弟子入りしたのは、当時仕事で演奏していたジャズに生かせるとの考えがあったからだという。

 自らを「飽きっぽくて、ものにならない」と評するが、それは行動力と好奇心の裏返しでもある。そんな生き方を「三流」と表現している。これはレベルが低いのではなく、一つのことを極める「一流」に対し、複数の分野を知っていることを意味している。2021年には「三流のすすめ」(ミシマ社)を出版し、その楽しさを説いた。

 三流は「ゼネラリスト」と共通しそうだが、安田さんによるとだいぶニュアンスが違うようだ。「ゼネラリストというと、なんだか途端に楽しさがなくなる気がしませんか? 三流は、常にわくわくしている感じなんです」とちゃめっ気たっぷりに笑う。少し自虐的に自分自身を楽しむところも、三流の流儀かもしれない。【小林多美子】

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/911a2837335504c681b906cba9414f4b31d8c7da

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 血液型遺伝 服のサイズ
  • テレビ東京、不適切表現で謝罪 「激録・警察密着24時!!」
    2024-05-29

    住所要件の指摘受け自主的に転入 東京・足立区の20代選管委員・古野香織さん
    2024-05-30

    ドローンサッカーで世界2位 大阪・星翔高校チーム 「世界でも通用することがわかった」
    2024-05-30

    社長「関係者や視聴者不安にさせた」と謝罪
    2024-05-30

    原作者の意向は取り入れられたと日テレ
    2024-05-30

    むのたけじ賞、名称変更 「生前に障害者差別発言」
    2024-05-31

    〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち
    2024-06-01

    芸術レベルのグッズも登場! パリ・東京・大阪の名コレクションが集まる「TRIO展」
    2024-06-01

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    知られざる作品や作家との巡り合いが生まれる高円寺のギャラリーショップ。
    2024-06-02

    「警察密着24時」担当者ら懲戒 テレビ東京、石川社長は3割返上
    2024-06-03

    「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る
    2024-06-05

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    東京都写真美術館で「今森光彦 にっぽんの里山」が開催へ
    2024-06-04

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    第55回星雲賞・自由部門に「巨大ロボット展」 日本SFファングループ連合会議
    2024-06-05

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    京都・祇園祭の「長刀鉾」稚児決まる 記者会見で「頑張ります」
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛