• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「紙」がつなぐ日本とカタール。3331アーツ千代田でヨセフ・アハマドと西垣肇也樹による「紙の対話」が開幕
2022-06-10
「紙」がつなぐ日本とカタール。3331アーツ千代田でヨセフ・アハマドと西垣肇也樹による「紙の対話」が開幕

 カタールと日本の外交関係樹立50周年を記念し、カタールのアーティスト、ヨセフ・アハマドと日本人アーティスト・西垣肇也樹が今年3月に行った共同制作に焦点を当てる展覧会「紙の対話」が、3331アーツ千代田で開幕した。会期は6月26日まで。 


 ヨセフ・アハマドはカタール人のアーティストのなかでも、もっとも早く海外で学んだ世代であり、同国の著名な現代美術家のひとりだ。1970年代に活動をはじめ、80年代には紙について深い関心を抱くようになる。以降、世界の様々な場所で制作された紙で実験を繰り返しており、90年代にはヤシの木から紙を制作。以降、この紙を使用したドローイングを継続的に続けている。


 いっぽうの西垣肇也樹は2012年に京都造形芸術大学を卒業後、紙と筆を使った作品づくりを続けてきた。とくに「ゴジラ」をモチーフとしながら、紙の材質や墨の種類などへの探求を通して作品制作を行っている。


 ともに紙を媒体とするアーティストであるが、今年3月18日から31日にかけて、西垣がアハマドのカタール・ドーハの工房に滞在し、共同で作品制作を行った。本展は、この滞在時に制作された作品群を、共同作業の様子や工程とともに紹介するものだ。


 本展において重要となるふたつの素材が「ヤシ」と「コウゾ」だ。ヤシはカタールにおいて人々の生活のすぐそばにある植物であり、恵みの木として愛されてきた。アハマドはこのヤシの葉を手作業で漉くことで、和紙をつくりあげてきた。


 いっぽうのコウゾは、日本の和紙づくりに欠かせない原料として、古くから使用されてきた素材。西垣にとっても慣れ親しんだ素材であり、また日本の紙文化を象徴するものでもある。


 今回のプロジェクトでは、紙を扱いさらにドローイングにも親和性がある日本人アーティストとして、西垣が選ばれたという。アハマドと西垣は言語も文化も異なり、さらに年齢も離れているが、アハマドはふたりの関係について次のように語る。「ふたりとも同じように紙とドローイングという手法を扱ってきた経験があったので、言葉はなくでもコミュニケーションは円滑だった。制作をスムーズにすすめることができた」。


 各作品にあしらわれたドローイングにも注目したい。カタールをはじめとするアラビア語圏では、カリグラフィーの文化が古くから醸成されてきた。いっぽうの日本にも、書道という伝統的な筆文化がある。ふたりが共同制作をした作品には、それぞれが自らの言語で書いた文字が重なるようにドローイングされており、両国の歴史に共通する文化を作品に定着させている。



 会場ではほかにも、アハマドが日本の国旗をモチーフに描いた作品や、西垣がふたりの共同作業の様子やドーハの街中の情景を水墨画で描いた作品、アラビア文字と日本文字の連結を試みた作品など、ふたりの紙と文字の思索が垣間見える作品が並ぶ。


 今回の共同制作で得られたものを、西垣は次のように語る。「和紙は職人がつくってきたものなので、製品として長く使える同じクオリティのものをつくることが求められる。しかし今回の共同制作では、もっとクリエイティブに、和紙をつくるという行為を構造的に考えることができた。アーティストがつくる作品は、季節や気温、体調によってもまったく現れ方が違う。紙をつくるという行為にもそうしたクリエイティブなゆらぎがあってもいいと気づかされた」。



 また、アハマドは今回の経験についてこう語った。「ともにアートをつくる体験は人同士の関係を強くする。まさにアートの役割だ。ボーダーもなく、文化をぶつけ合うことができた。言葉も年齢もなく、強いユニットとして活動でき、芸術がもっている『ランゲージ・オブ・アート』の存在を強く感じられた」。


 アハマドはカタールでは視覚的な芸術に対する興味が高まっているとも語った。展覧会も多く開催され、美術館の新設も続くなど、現代美術での文化立国を目指しているという。こうしたカタールの状況の一端を知るうえでも、訪れる価値のある展覧会といえるのではないだろうか。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ac1bfb65df292ec4d01bc729c02fbee894e8f159

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 血液型遺伝 服のサイズ
  • 一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    原作者の意向は取り入れられたと日テレ
    2024-05-30

    藤井聡太八冠が勝ち、最終局へ 将棋叡王戦で2勝2敗
    2024-05-31

    香川県・直島に開館する新たな美術館の正式名称が「直島新美術館」に決定
    2024-06-03

    現代美術作家の杉本博司がYouTubeチャンネル開設 素顔に迫る映像を公開
    2024-06-04

    レイモンド・ローウィの名言「優れたインダストリアルデザインは、…」【本と名言365】
    2024-06-04

    「君たちはどう生きるか」展 第二部 レイアウト編(三鷹の森ジブリ美術館)レポート。絵を描くことの営為、そして苦悩も見せる
    2024-06-04

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」
    2024-06-04

    性被害者支援の法人設立 スマイル社
    2024-06-04

    【1971年の今日 : 6月5日】京王プラザホテル全面開業―今からは想像もできない着工前の巨大な貯水池だった頃の写真も
    2024-06-05

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    大学入学共通テスト、追試は本試験1週間後 コロナ禍前に戻す 月経痛の配慮明記も
    2024-06-05

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    田名網敬一が新作の巨大インスタレーションを発表へ。世界初の大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛