長崎被爆者の足跡、映画に 故谷口稜曄さん、8月公開

長崎被爆者の足跡、映画に　故谷口稜曄さん、8月公開

2022-05-25

　核兵器廃絶運動の象徴的存在だった長崎の被爆者、故谷口稜曄さんの足跡をたどるドキュメンタリー映画「長崎の郵便配達」が、8月5日から全国公開されることが決まり、監督や谷口さんの親族らが25日、長崎市で報告会を開いた。出席した谷口さんの長男英夫さん（62）は「映画を通じて父や被爆者の思いが伝わり、核廃絶につながるよう願う」と語った。

　原作は元英空軍大佐でジャーナリストだった故ピーター・タウンゼントさんが谷口さんを取材し、1984年に出版したノンフィクション小説。映画はこの小説を基にしており、タウンゼントさんの長女（60）が長崎を訪れ、父と谷口さんの思いを追う。

長崎被爆者の足跡、映画に　故谷口稜曄さん、8月公開

＜司書のコレ絶対読んで＞「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵

美術館の裏側を伝える展覧会「鎌倉別館40周年記念てあて・まもり・のこす　神奈川県立近代美術館の保存修復」レポート

ドローンサッカーで世界２位　大阪・星翔高校チーム　「世界でも通用することがわかった」

授業中の生徒や住民が弾道ミサイル飛来を想定した避難訓練　福島・須賀川桐陽高

ビルケンシュトック、創業から250年の歴史を振り返る2冊を出版

文科相、佐渡金山の果報待ちたい　ユネスコの評価、近く判明

特別展「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。日本の美術工芸を世界へ

「企画展歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」（泉屋博古館東京）開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ

「君たちはどう生きるか」展　第二部レイアウト編（三鷹の森ジブリ美術館）レポート。絵を描くことの営為、そして苦悩も見せる

建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ

「KOTARO NUKAGA（天王洲）」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに

「三島喜美代―未来への記憶」（練馬区美術館）開幕レポート。最大規模のインスタレーションも

特別展「梅津庸一クリスタルパレス」が国立国際美術館で開催。00年代からの仕事を総覧

今週末に見たい展覧会ベスト13。「令和6年新指定国宝・重要文化財」展から国立西洋美術館の現代美術展、KYOTOGRAPHIEまで

口腔ケアで高齢者を守ろう　「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版

週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】

大学入学共通テスト、追試は本試験１週間後　コロナ禍前に戻す　月経痛の配慮明記も

ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】

田名網敬一が新作の巨大インスタレーションを発表へ。世界初の大規模回顧展「田名網敬一　記憶の冒険」

美術家藤井光さん個展「終戦の日/WAR IS OVER」　希望か絶望か…大分・佐伯の地下弾薬庫跡にこだまする泣き声