• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
矢澤澄道 『月刊住職』編集長インタビュー「日本のお寺はなくならない」
2023-08-15
矢澤澄道 『月刊住職』編集長インタビュー「日本のお寺はなくならない」

 もうすぐ創刊50年を迎える仏教僧侶向け専門誌『月刊住職』。編集長の矢澤澄道氏に、超高齢化、人口減社会での仏教の現状を訊いた。
(『中央公論』2023年9月号より抜粋)
 最近、日本のお寺が危ないとよく言われていますが、そんなことはありません。では、なぜ、日本の伝統仏教のお寺(書物の中の仏教や教理のことではありません)が、これからもなくならないかといえば、第一に、お寺ほど安心で便利で、かつ無防備なところはないからです。

 事実、自分にとって必要なときだけ門をたたいたとしても、ほとんどの住職は鷹揚に迎えてくれます。信仰を強要したり、他の多くの宗教のように「信仰がなければ地獄に堕ちる」などと脅かしたりする住職はいまどき皆無でしょうから、そんな寛容なお寺があったって邪魔にはなりません。

 また、お寺は、どんなに困窮しても(市井のお寺の多くが貧乏なのはいつの世も当たり前です)、その責任を庶民や社会に負わせることはありませんでした。寺院が戦争に加担することが稀にあったにせよ、おおむねお寺は庶民の関心の外でした。というのも、後でふれますが、日本人がお寺に費やす支出は他の宗教に比して微々たるものに過ぎず、それでもお寺は従容としているからです。

 金銭的にも無欲な僧侶を理想とする(本音は自分たちの支出を少なく抑えるためなのでしょうか)日本人一般の、世界でも稀な観念(例えば他の仏教国ではお布施をたくさんもらえるお寺や僧侶こそ崇敬されます)に対して、お寺は今でも全く抗うことをしません。それゆえに、社会的に大きな力を持つこともなく、まるで人々の都合に合わせるようにして存在している。こんな便利で安全な伝統仏教寺院は、人口減少社会でもなくなるはずはありません。
 さて、現在、日本の仏教僧侶は、住職・副住職を含めて13万人ほど。私はこの方々に向けた専門誌『月刊住職』の編集長をしています。創刊は1974年、来年で創刊50年ですね。毎号、平均20ヵ寺以上にスタッフが取材し、お寺の運営や住職の実践に役立つさまざまな情報などをお伝えしています。

 そうした長年の経験もふまえ、お寺の実情をご存じない方のために、日本のお寺について少し詳しく説明させていただきます。

「人口減少や少子高齢化により、お寺を支える檀家や信徒の数が減り、お寺の数も減っている。さらにコロナ禍で葬儀が縮小傾向にあることも相まって、仏教への関心が急速に薄れつつある。近いうちに日本の仏教は崩壊、消滅する」──昨今、マスコミがそうした言説を唱えるのをよく目にしますが、私は、非常に違和感を覚えています。

 そのような情報発信をしている人たちは、日本のお寺の現状や仏教の存在を正しく認識しておらず、センセーショナルな記事を作るのに都合のいいデータを引っ張っているだけのような気がするのです。一例として、NHKはじめ各種の世論調査でも、仏教信仰があると答える方は以前からせいぜい3割どまり。3割だからといって仏教が崩壊すると思う人はいないでしょうし、現に、仏教もお寺も消滅していません。

 まず前提として、多くの日本人の宗教観が、他の国々とは大きく異なることを理解していただきたいと思います。日本人は、もともとお寺にほとんど関心を持っていないのです。これは日本人が、お寺や仏教に費やす金額からみてとれます。

『月刊住職』で計算したところ、総務省「家計調査」から、宗教関連の支出と思われる「信仰・祭祀費」「葬儀関係費」「祭具・墓石」「他の冠婚葬祭費」(結婚式場費は含まず)を抜き出して合計した金額は、2022年で1世帯平均3万3561円。家計の支出総額の1世帯平均約293万円の1・15%です。

 同じく10年前の2013年の宗教関連支出は4万626円で、家計支出総額約302万円の1・35%でした。宗教関連の支出は、コロナ禍前の30年間ほどは、ほぼ1・4%前後で推移していて、コロナ禍の3年間では1%前後に減少した形となりました。

 この金額は、世界の国々と比較すると著しく低い。既成の宗教の中では比較的宗教費が少ないとされるキリスト教でも、世帯ではなく各人について、毎年、所属する教会へ所得の10%程度の献金を勧められると聞きます。イスラム教やヒンドゥー教では、寄付や奉仕が生活の一部となっており、東南アジアの仏教国でも、寺院へ多く喜捨することが日常的なのです。

 外国の方に、日本人の宗教費が1世帯支出の1~1・4%程度と言うと驚かれます。ちなみにその1~1・4%には、1世帯で20年に1度くらいある葬儀費用も含まれます。葬儀費用にはお寺へのお布施が含まれていますが、葬儀会社への支払いもあるので、そうしたことを考え合わせると、日本の1世帯が仏教とそのお寺に費やしている金額は、実質1~1・4%の半分以下ではないかと考えられます。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/5464f36c5c33a458ed5f23bdbb9abe544736ec3a

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • ドローンサッカーで世界2位 大阪・星翔高校チーム 「世界でも通用することがわかった」
    2024-05-30

    日テレ、意思疎通できず信頼喪失 「セクシー田中さん」の調査結果
    2024-05-31

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    【大河ドラマ「光る君へ」本日第22話】紫式部と清少納言は「顔を合わせていなかった」?
    2024-06-01

    道後温泉の記憶を継承するアート 大竹伸朗が“描き”重要文化財を守ったテント膜「熱景」の再生
    2024-06-03

    峰不二子役の増山江威子さん死去 声優、艶ある声でルパン翻弄
    2024-06-03

    「警察密着24時」担当者ら懲戒 テレビ東京、石川社長は3割返上
    2024-06-03

    IT国家の最先端研究を知って 奈良・宇陀市がエストニアへの短期留学事業
    2024-06-04

    “20世紀音楽”の発展に貢献した指揮者、クーセヴィツキー。その偉業とは【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-03

    稀代のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの伝説の始まりはこの1曲から【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-04

    特別展 「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。日本の美術工芸を世界へ 
    2024-06-04

    「CLAMP展」が国立新美術館で7月より開催。展示数は史上最多の約800点
    2024-06-04

    akakilikeの新作ダンス公演『希望の家』が松本・東京の2都市で上演へ
    2024-06-04

    「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2024」の大賞が発表。等身大のセラミック彫刻を制作したアンドレス・アンサが受賞
    2024-06-05

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    【1971年の今日 : 6月5日】京王プラザホテル全面開業―今からは想像もできない着工前の巨大な貯水池だった頃の写真も
    2024-06-05

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛