• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
栗野宏文の「ファッションの今とこれから」プラダ財団美術館の展示を通じて考えるファッションとイメージ
2023-04-18
栗野宏文の「ファッションの今とこれから」プラダ財団美術館の展示を通じて考えるファッションとイメージ

ファッションは人の営みを照らし、世を映し出す文化である。だが、その土壌を私たちは適切に耕し、育んでいるだろうか。ファッションとは何か。ファッションを文化として次世代へ繋げていくために、何が必要かーー。ファッションの未来を、栗野宏文が考察する


 ファッションとアート。この2項が並列に語られ、話題となることも近年多い。ブランドがアーティストとコラボレーションしたアイテム云々という具合に。
 ひとが生きるにあたって食べ物や住居と同じくらいに着るものは重要であり、また芸術に触れることは人生において不可欠な要素である、と僕も信じて生きてきた。
 だが、いわゆる西欧型先進諸国における“ファッション消費”を考えるとき、それは過剰なレヴェルにまで達し、本来の“ひとが幸福を感じることのできるエレメント”としての存在から脱輪してしまった様に感じる。“いつか手に入れたい憧れの対象”であったファッションは、“手に入れる行為”或いは“手に入れた自分のソーシャルメディア露出”が主題となってしまったかの様に思えるのは僕だけではないだろう。

 今やファッションは、生産における過剰のみならず、イメージ消費の過剰、そこに起因する賞味期限の短命化も含め、現代社会が解決すべき課題の一つとなった。一方では成功したブランドの証としての私設美術館開設を各社が競っている様にも見える。
 2015年、夏。プラダ財団美術館のオープニングに招待された際にはプラダも同類か…的な感触は免れなかった。だが広大な敷地を専有したプラダ財団美術館は、その外観だけでも予想を上回るものだった。旧工場跡を再利用し、レム・コールハースがデザインした建築群は旧建築を活かしたもの、全く新しいもの、キッチュな黄金に輝く棟まで多岐にわたり、プラダ財団としてのアイデンティティーを明確に持つ施設として具現化されていた。そして、何よりも展示が衝撃的だった。

「シリアル・クラシック」――。このテーマは、“継続する古典”と訳せば良いのだろうか。古代ギリシャやヘレニズムの中で生まれた歴史的な彫刻群は、その後の時代でも同一テーマやポーズを再現され、復刻され、コピーされた。モチーフは繰り返されたのだ。では再現やコピーはオリジナルより劣るのか? 単に考古学的な基準で判断すれば、そう言えるかも知れないが、むしろ“繰り返される“対象であることにおいて、より意味やテーマが純化され、繰り返される価値を持ったものとして存在を強める。本来は信仰や権力、あるいは哲学を可視化したものであった彫刻群は、時代やマテリアルを変えて尚、崇拝の対象や心の支えとなり得た。

「ルネッサンスとはまさに『古典再生』という意味であった」と、キュレーターのサルヴァトーレ・セッティスは(2015年の財団フィルムにおいて)宣言した。
「シリアル・クラシック」がプラダ財団施設のお披露目というタイミング下、自社のテリトリーで開催された展示であることは前述のキュレーションとダブルミーニングになっている。少なくとも僕はそう感じた。ブランド品とはコピーされるものである。しかしコピー品であってもそれを持つ人にとって、時には“ブランド品”同等の価値や満足を与えてくれるものーー。それは現代におけるブランドとイメージとプロダクツの関係性では無いか?
 ファッションに関わるものにとって‟オリジナルとコピー“とは最重要のテーマかも知れない。それを、頻繁にコピーされる側のプラダ自らが言語化した、と僕は思った。

【写真】(左)Drawing after the Farnese Cup c.1400–1450, Iran, probably Herat
carbon ink on paper inscription ascribed to Muhammad Khayyam
Diez A fol. 72, p. 3, no. 2
Berlin, Staatsbibliothek zu Berlin, Preußischer Kulturbesitz, Orientabteilung
© Staatsbibliothek zu Berlin – PK, Orientabteilung, Diez
(右)Farnese Cup 2nd–1st century BCE
sardonyx agate cameo
Naples, Museo Archeologico Nazionale di Napoli, inv. 27611
Courtesy of Ministero della Cultura – Museo Archeologico Nazionale di Napoli

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ef8a882ff1b060021962440d66f81ee78e09e9

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 【6月1日~2日】週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
    2024-06-01

    【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた2人の受領とは
    2024-06-01

    芸術レベルのグッズも登場! パリ・東京・大阪の名コレクションが集まる「TRIO展」
    2024-06-01

    エリザベートコンクールで吉田さん6位入賞
    2024-06-01

    テレ東が警察密着番組の担当者らを懲戒処分
    2024-06-03

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    本年入試私立公立とも志願者微減 栄光ゼミナール担当者にきく 埼玉中高入試最新動向
    2024-06-04

    2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」開催決定
    2024-06-04

    3日間限定発売! 名作パントンチェアが新たな魅力を纏った限定カラーで登場。
    2024-06-05

    沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル!
    2024-06-06

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ご当地体操「いちょう体操」に小学生の指導委員が誕生 「体がのびやかに動く」
    2024-06-06

    長山智美 デザイン狩人|HAY DOGS♡
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    今週末に見たい展覧会ベスト8。閉幕の横浜トリエンナーレから、「梅津庸一 クリスタルパレス」、石川九楊の2ヶ月連続個展まで
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛