• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
横尾忠則現代美術館で「横尾忠則 原郷の森」が開催。言葉と交わりひろがる横尾の表現
2023-05-26
横尾忠則現代美術館で「横尾忠則 原郷の森」が開催。言葉と交わりひろがる横尾の表現

 兵庫・神戸市の横尾忠則現代美術館で、横尾の小説の言葉と絵画作品が交錯する展覧会「横尾忠則 原郷の森」が開幕した。会期は8月27日まで。

 本展は横尾の小説『原郷の森』(文藝春秋)に出てくる数々の言葉を、同館の収蔵作品と絡めながら展示するものだ。


 横尾は現代美術を制作するいっぽうで文筆家としての才覚も発揮しており、本展のテーマとなっている横尾の小説『原郷の森』は、およそ280名にも及ぶ人物が、入れ替わり立ち替わり言葉を残していくという作品になっている。ある日知らない森で目を覚ました、横尾の分身とも言えるYが、三島由紀夫と宇宙霊人に導かれ、すでにこの世を去った人々と芸術や人生について語り合うという物語。森を模した展示室では、小説内の人々が発する言葉とともに関連する絵画を展示し、言葉で表現された小説の作品世界を具現化することを試みる。


 改めて横尾のプロフィールを確認したい。横尾は1936年兵庫県生まれで、56年より神戸新聞社にてグラフィックデザイナーとして活動後、59年に独立。唐十郎、寺山修司、土方巽といった舞台芸術のポスターなどを数多く手がけ、69年にパリ青年ビエンナーレ版画部門大賞を受賞。72年にはニューヨーク近代美術館で個展を開催するほどの活動を見せるも、80年7月に同館で開催されたピカソ展に衝撃を受け、「画家宣言」を発表。以降、画家としてニュー・ペインティングととらえられる具象的な作品を制作してきた。本展では同館が収蔵するこれまでの横尾の作品群を、ダイナミックな構成で見ることができるのも魅力となっている。


 本展は2階の展示室が「原郷の森への誘い」、3階の展示室が「異界からのメッセージ」とタイトルがつけられた、2部で構成される。

 2階の「原郷の森への誘い」の展示室内に入ると、膨大な数の横尾の絵画とともに、小説に登場する誰もが知る歴史的な人物の言葉が来場者を迎える。


 例えば、「三島」の言葉は「Yの中にあるズレ、画家としてのズレもある。それを修正するのではない。そのズレをズレとして考える。そのズレと戯れるまえに認める、それが芸術だ」。横尾が繰り返し描いてきたモチーフである三島だが、こうして言葉を据えられることで、その思想の根幹に根ざしていることがうかがえる。


 横尾が敬愛してやまない「ピカソ」はどうだろうか。「Yが三叉路や滝を描くのは、シャヴァンヌの不安を共有している。境界線がいい」というその言葉は、横尾が自作をどのように見ているのか知るヒントになるようにも思える。


 さらに「デュシャン」はこう言う。「Yさん、意識的に描いたらフィクションになってしまいますよ」。フィクションではなくノンフィクション、そんな姿勢で横尾は作品を制作しているということかもしれない。デュシャンは05年以降、横尾の作品に以前にも増して登場しているモチーフであり、その影響は大きい。


 小説の中で「三島」とともにYをいざなった宇宙霊人は、「今日のYへのメッセージは等伯になれ、ということだ。そしてデュシャン、ピカソになれということ」と語る。ときに肖像画を描き、ときにコラージュのように作品に取り入れてきた横尾が私淑する過去の人々が、今日の横尾をかたちづくっていることを暗に示している。

 3階の「異界からのメッセージ」では、横尾芸術における6つのシリーズに焦点を当て、それを『原郷の森』の登場人物たちの会話を通して掘り下げることを試みる。


 「ピンクガール」は横尾が初の絵画個展を行うときに生まれたもので、笑いながらピンク色の肉体をさらけだす女たちは、横尾作品のアイコン的存在となっている。共通のテーマでいくつもの作品を制作するのも横尾の画業の特徴だ。


 「Y時路」シリーズも横尾のライフワークと言えるだろう。無数のバリエーションがある本シリーズを並べてみることで、その反復のおもしろみとともに、差異への興味も加速する。

 そして、近年横尾が力を入れているのが「寒山拾得」だ。俗世を離れ詩作に生きたその姿は、横尾の理想とする芸術家の姿と言えるかもしれない。


 会場では横尾がこれまで制作してきたシリーズをまとめて見られるだけでなく、そこに小説に出てくるセリフが音声として重なる。これは兵庫県立ピッコロ劇団の協力を得て録音された小説の中のセリフであり、ここでは聴覚もまた横尾の作品を体験する手段となっている。


 横尾は本展について次のように語っている。「文章と絵画はなかなか溶け合わないもののはずだが、展覧会が完成してみればなかなか良いものとなった。小説の中の言葉を見ながら絵を見ていくと、声が聞こえてくる。作品に出てくる人々が語りかけいるような体験ができるはずだ」。耳をすませて横尾作品がまとっている声を会場で聞いてみてはいかがだろうか。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/35f8307b16669675f0582dda90a697ee2744224b

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 白と黒で奏でるインスタレーション 渡辺信子が京都で「White and Black」
    2024-05-31

    【6月1日~2日】週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
    2024-06-01

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    【大河ドラマ「光る君へ」本日第22話】紫式部と清少納言は「顔を合わせていなかった」?
    2024-06-01

    日本の「木」の文化を家具を通して世界へ【ミラノデザインウィーク】
    2024-06-01

    河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
    2024-06-02

    映画「ゴジラ‐1.0」の震電は「コックピットだけ復元」のはずだった…山崎貴監督がエピソード披露
    2024-06-04

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    レイモンド・ローウィの名言「優れたインダストリアルデザインは、…」【本と名言365】
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    アートフェア東京、次回は2025年3月に開催決定
    2024-06-04

    太宰府天満宮で「Fukuoka Art Book Fair」が開催へ
    2024-06-04

    東京都写真美術館で「今森光彦 にっぽんの里山」が開催へ
    2024-06-04

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」が国立国際美術館で開催。00年代からの仕事を総覧
    2024-06-04

    そごう・西武が百貨店として初めてNFTマーケット開設、NFT作品約100点を発売
    2024-06-06

    藤井八冠、5連覇へ白星発進 将棋棋聖戦、山崎八段破る
    2024-06-06

    青森で来年夏に音楽祭 沖澤のどかさんが総監督
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛