• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
アートは科学とテクノロジーに何をもたらすのか? EUが取り組む「S+T+ARTS(Science, Technology & the ARTS)」
2023-01-28
アートは科学とテクノロジーに何をもたらすのか? EUが取り組む「S+T+ARTS(Science, Technology & the ARTS)」

芸術的な視点を科学と技術に結び合せる


 欧州連合(EU)の政策執行機関、欧州委員会(EC)による政策のひとつである「S+T+ARTS(Science, Technology & the
ARTS)」は、デジタル技術を企業と市民、そして行政に浸透させるべく、アーティストや科学者、エンジニア、研究者らのコラボレーション・プロジェクトを支援している。2016年から22
年まで、S+T+ARTSは151のレジデンス・プロジェクトに450万ユーロ(およそ6億3400万円)の資金提供と、208のS+T+ARTS賞を授与してプロジェクトを行ってきた。芸術的な視点を科学と技術に結び合わせることで、総合的かつ人間主体のアプローチにより研究やビジネスに価値ある展望を開く可能性を持つというのが、この政策のヴィジョンだ。


 2022年12月、S+T+ARTSによる過去最大のネットワーキングイベントが、EU本部の置かれるベルギーの首都、ブリュッセルで開催された。気候変動や環境問題、デジタル社会と資本主義経済のこれからなど、先の見えないあらゆる問題に、アートのバイタリティー、アーティストたちの発想力が、これまで以上に求められている。そしてアーティストたちの興味の対象や実践の範囲も、ますます押し広げられている。彼らはどこで何についてリサーチをしているのか? それはどのように作品となっているのか? こうしたコラボレーションの未来とは? S+T+ARTSと関わってきたアーティストたちも多数参加した、1日限りの本イベントをレポートしたい。

アーティストによるプレゼーテンション



 会場となったブリュッセルにあるサンカントネール博物館のディレクター、ブルーノ・フェルベルトのウェルカム・スピーチから始まったイベントでは、およそ10組の「ベスト・プラクティス」アーティストたちによる、5分程度の短いプレゼーテンションが次から次へと続き、午後からはEUの政策執行機関である情報社会・メディア総局(DG
Connect, European
Commission)で行われている、過去7年間のS+T+ARTS賞受賞者やレジデンス・プロジェクトによる展示会場で、いくつか実際の作品も見ることができた。


 パンデミックによるソーシャル・ディスタンスが求められた昨今、オンラインでの出会い系アプリをテーマに、ノエミ・イグレシアス・バリオス(1987年生まれ、スペイン)は、ネット空間におけるデジタル市場の消費者となった人々の、こうした愛の探求方法についてサーチしている。


 オルガ・キッセレヴァ(1965年生まれ、ロシア)は、SONY
Labの研究者たちとともに、新しいデジタルアプリケーションや、インタラクティブな都市地図の基礎となる数式を制作した。都市の樹木の位置、住民の行動パターン、感情や記憶など、都市データのレイヤーを分析。最短の便利な道ではなく、市民と緑地帯をつなぐ代替ルートを提案するアプリケーションをつくるというアイデアが生まれた。このアプリケーションが、経路上の木の本数で計算をして、緑の指数を出す。


 現在、東京藝術大学に在籍するエゴー・クラフト(1986年生まれ、ロシア)は、国際的に著名な美術館が収蔵する何千もの古典彫刻の3Dスキャンデータを分析し、古代ギリシャやローマの彫刻の失われた部分を復元するため、人工知能(AI)と機械学習(ML)の可能性を探った。

 リサーチ・プロジェクト「暴力の730時間」の展示の様子をプレゼンしたスペインのコレクティブ「Domestic Data
Streamers」は、新たな暴力のパラダイムについて考える。日常生活のなかでゆっくりと行われる環境破壊のバイオレンスについての展示や、世界でヘイトスピーチやいじめのワードがツイートされるたびに、壁にハンマーが叩きつけられるインスタレーションなどが紹介された。


 思いも寄らないウィットの利いたアーティストたちのプレゼンテーションに、会場からは時折笑いも起こる。また、情報社会・メディア総局の会場には、バイオテクノロジーを用いてつくられた音楽や映像作品である、やくしまるえつこの「わたしは人類」(2017年のS+T+ARTS賞大賞)も展示されていた。

異なる分野のディプロマティックな出会い



 その後、情報社会・メディア総局から再びサンカントネール博物館のホールへと移動し、パネルディスカッションに参加。登壇者は、1979年にオーストリアのリンツに設立されたメディア・アートの芸術機関のひとつであり、毎年フェスティバルを開催する「アルス・エレクトロニカ」のヨーロッパのコーポレーション・ディレクター、ヴェロニカ・リーブル、持続可能な地域社会への変容のために活動する独立組織「テリトリアル・エージェンシー」の創設者、ジョン・パルメジノ、アテネのオナシス文化センターのエグゼクティブ・ディレクターであるクリストス・カラスの3人だ。


 S+T+ARTSの有用性、コラボレーションの方法論や、昨今の多様な学問分野を横断するアーティストの活動についてなどが話し合われた。アーティストたちが、様々な分野における理解を、作品を通して深めていること、彼らがテクノロジーを完全に異なるものとして活かしていることにリーブルは言及。パルメジノは、科学と生態系にアートをもたらす際に重要なのは、アソシエーション(交流)とネゴシエーション(交渉)であるとし、異なる分野のディプロマティックな出会いについて語った。なかでも印象的だったのは、いわゆるアートの世界は、こうした出会いを実現するために残された最後の場所のひとつなのだと指摘したことだ。アートと知識によるプロダクションは、法律や経済、政治を翻訳し、そこからトップダウンではない新しい理解が生まれると言う。またカラスは、アートのコミッションワークのあり方について触れながら、資産や財源が枯渇するいま、S+T+ARTSがコミッションワークのポテンシャルを活性化する非常に興味深いツールとなっていると、この活動の意義を説いた。

 イベントの最後には、2019年よりS+T+ARTSのパートナーであるブリュッセルの総合芸術文化センター「ボザール」で開催中の「Faces of
Water」展に訪れた。氷河が溶けることで海面が上昇していること、河川の産業汚染など、現代社会が直面する問題について、アンナ・リドラー、テレーザ・シューバート、ジョシュア・G・シュタイン、ハシーブ・アメド、4人のアーティストが、地元の科学者やエンジニア、産業パートナーと提携してリサーチを行い、アート制作をしている。


 S+T+ARTSのアーティストたちと、カジュアルに接する機会もあった。みな自身の体験とプロジェクトについて熱を込めて、とても楽しげに話をする。いわゆるアートの境界を超えた広い世界で、多くの出会いを通してリサーチを続ける彼らの存在には、希望のようなものが見える。アーティストの視点の面白さ、意表をつくアイデア、彼らの作品によって、これまで考えもしなかったこと、関心のなかったことに目を向けるきっかけになることはある。


 こうしたプロジェクトが一過性のものではなく、継続的で長期的なものとなり、またS+T+ARTSがこれらのリサーチや議論、作品を一般社会へどのように広く伝えてシェアしていくことができるのか? あらゆる人たちへのケアのような、そんな「技術」もまた、必要とされているのではないだろうか。1月11日からは、「S+T+ARTS賞
2023」の応募も始まっており、締め切りは3月3日。大賞となる革新的コラボレーション賞と芸術的探求賞のふたつがあり、それぞれに2万ユーロ(およそ280万円)が与えられる。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/c47f27b9727eaee7a464433f7f6208f83fd36f0d

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】
    2024-05-29

    「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」 日本デビュー曲USEN1位も獲得 コアな追っかけも
    2024-05-30

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    デザインジャーナリストによる新しいデザイン誌の登場です!
    2024-06-01

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    ジャスパー・モリソンの名言「…が「普通」のものより役にたつことはない。」【本と名言365】
    2024-06-03

    映画「ゴジラ‐1.0」の震電は「コックピットだけ復元」のはずだった…山崎貴監督がエピソード披露
    2024-06-04

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    アレクサンダー・カルダー個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」が開催
    2024-06-04

    福島県沖地震で解体 老舗文具店の新ビルが開店 イベントスペースも
    2024-06-04

    2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す
    2024-06-04

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    「犬派?猫派?」(山種美術館)開幕レポート。初公開から名作まで勢揃い
    2024-06-04

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    藤井、棋聖戦5連覇へ白星発進
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    umami.is をおすすめする理由
    2025-07-04

    ©  Dopu Box
    💛