• 온라인 도구
  • - 계산기
    • 문자 수
  • - 다운로드
    • TikTok 다운로드
    • DouYin 다운로드
  • - 웹 도구
    • BASE64
    • Base64→이미지
    • 이미지→Base64
    • URL 인코딩
    • JavaScript
    • 타임스탬프
    • 유니코드 변환기
    • JSON 형식
    • 확장자 수정
    • 목록 만들기
    • CSS 최적화
  • - 암호화 도구
    • MD5 암호화
    • 랜덤 생성기
  • - 이미지 도구
    • 이미지 압축
    • QR 코드 생성기
    • QR 코드 리더
    • 배경 화면 미리보기
    • 이미지 EXIF
  • - 정보 시트
    • 혈액형 유전
    • 의류 사이즈
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
アボリジナルアートの認知度をいかに高めるか? オーストラリアの美術館の事例から
2023-03-12
アボリジナルアートの認知度をいかに高めるか? オーストラリアの美術館の事例から

 東京~シドニー間、カンタス航空の機内安全ヴィデオの最後には、次のような言葉が記載されている。
私たちは、私たちが働き、生活し、飛行する土地の伝統的な管理者に敬意を表します。私たちは、過去、現在、そして未来の長老たちに敬意を表します。

 「アクノレッジメント・オブ・カントリー」と呼ばれるこの挨拶は、オーストラリアという国と、その先住民とのつながりを強調し、同国の大地、海、水の伝統的所有者であるアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々に敬意を表すためのものだ。同国の航空機機内から文化施設の会場やウェブサイト、パフォーマンスやイベントの冒頭、メールの署名に至るまで、日常のあらゆるシーンにおいて、このような挨拶を目の当たりにすることができる。

 こうしたアクノレッジメントの意義について、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(Art Gallery of New South
Wales、以下AGNSW)でアボリジナルおよびトレス海峡諸島民美術を担当する学芸員のカラ・ピンチベック(Cara
Pinchbeck)は、「これ自体が本当に重要なことであることだけでなく、この国が西洋的な意味での所有権を持たない人たちのものであることを重要なこととして受け入れようという認識の高まりにもつながっています」と語る。

時代の変化を反映するアボリジナルアートのコレクション

 昨年12月にSANAAの設計による新館をオープンさせたAGNSW
。同館はアボリジナルおよびトレス海峡諸島民美術(以下、アボリジナルアート)の作品を数多く収蔵しており、これまで同芸術形式の普及や展示、保存において重要な役割を担ってきた。



 ここで、アボリジナルアートについて少し紹介しておきたい。アボリジナルアートとは、絵画、織物、彫刻、物語など、オーストラリアの先住民が制作する/したアートを指す。何万年も前から受け継がれており、先住民コミュニティの土地や信念、文化的慣習に深く関わっているとされる。


 この種の芸術作品は、豊かな色彩や大胆な模様、象徴的なイメージを用いるのが特徴で、土や植物など自然の素材を使用することが多い。オーストラリア中央部の砂漠地帯で生まれた、点を使って複雑なデザインや模様を描くドットペインティングは、その代表例のひとつ。また、オーストラリア北部のアーティストたちによって生み出された、ユーカリの樹皮に絵を描く樹皮画も広く知られている。


 AGNSWがアボリジナルアートを積極的に収集し始めたのは1950年代後半のこと。当時、同館の後援者のひとりであるスチュアート・スクーガル博士(Dr・Stuart
Scougall)と元副館長であるトニー・タクソン(Tony
Tuckson)はオーストラリア北部のアーネム・ランドに遠征し、そこで目にしたアボリジナルアートに魅了され、作品を収集。集めた作品の一部は同館のコレクションとなり、ほかの作品はのちにスクーガルによって同館に寄贈されたという。


 1984年、同館はオーストラリアでは初めてのアボリジナルおよびトレス海峡諸島民のキュレーターとしてジョン・ムンディン(Djon
Mundine)を任命し、94年にはアボリジナルアートを紹介するための展示室「イリバナ・ギャラリー」(Yiribana
Gallery、「Yiribana」はシドニーで使われている言語で「this
way」を意味する)をオープンさせた。以降、先住民アーティスト、コミュニティ、アートセンターと密接に協力しながら、重要な作品を購入し、アボリジナルアートの包括的なコレクションの構築に力を注ぎ続けている。



 同館のアボリジナルアートコレクションは、同国の美術界の変化を反映しながら、長年にわたって進化を遂げてきた。当初、人類学コレクションのための民族誌的な収集に重点を置いていたが、現在は、現代のアボリジナルアーティストによる作品も収集するようになっている。


 ピンチベックの論考(*1)によれば、94年のイリバナ・ギャラリー開館まで、同館のアボリジナルアートの展示は「トライバル」または「プリミティブ・アート」として分類されており、初期のコレクション番号には「プリミティブ」を意味する「P」が付されていたという。


 アボリジナルおよびトレス海峡諸島民のスタッフが就任したことは、「時代遅れの社会的態度を打ち消し、先住民や彼らに関する知識を重視する別の視点を奨励する」効果をもたらしたとしている。また、ギャラリーの名称を「Yiribana」としたことは、「先住民たちが『現代の』オーストラリアから切り離された遠い過去にいるという『原始的』な考え方に対抗し、美術館が立つ土地とガディガル民族(編集部注:シドニーに伝統的な土地を持つ先住民のグループ)の継続的なつながりを尊重する意志の表れである」という。


充実した展示・教育プログラム


 作品の収集だけでなく、AGNSWは展示方法にも力を注いでいる。同館は、本館の最下層にあったイリバナ・ギャラリーを新館のエントランス階に移転させることで、より多くの人々にアボリジナルアートについて学ぶ機会を提供することとなった。また、本館では展示作品の入れ替えを行い、とくにアボリジナルアーティストの作品展示スペースを増やすことを意識しているという。


 リニューアル後のイリバナ・ギャラリーでは現在、シドニー語で「私の手を握って、私を助けて」を意味する「バーバンガナ(burbangana)」をテーマにした展覧会が開催されており、新たな収蔵作品やプロジェクトを含む160点以上の作品が展示されている。

 例えば、新館のエントランス・プラザに面した壁面では、ロレイン・コネリー=ノーティー(Lorraine
Connelly-Northey)が新館のために制作した《Narrbong-galang (many
bags)》(2022)が展示されている。錆びた金属や廃品を用いた10点からなる彫刻シリーズは、同国南東部の先住民族の文化的慣習を称えるものだ。また、ワナパティ・ユヌピゥ(Wanapati
Yunupiŋu)らは、古い道路標識などの廃材に丁寧に彫刻を施し、精巧な作品に生まれ変わらせた。

 アーティストでデザイナーのグレース・リリアン・リー(Grace Lillian
Lee)は、メリアム・メール民族の女性として自身の文化的血統を称えることを探求し続け、織物を用いたインスタレーションを発表。イルワンティ・ケン(Iluwanti
Ken)は、母なる鷲の狩りの物語を描いたインク絵の新作を展示しており、アナング民族の女性による子育ての物語を伝えている。


 これらの作品に加え、写真やインスタレーションなどの作品も充実させることで、先住民の文化的慣習や信念に光を当てながら、その芸術と文化に対する認識、理解の促進を図っている。


 展覧会の企画だけでなく、同館は「ラーニング&パーティシペーション」という部門を立ち上げ、学校団体やファミリー、一般市民を対象にしたパブリック・プログラム、教育プログラム、ワークショップの開催に取り組んでいる。館内では、アボリジナルおよびトレス海峡諸島民のスタッフが毎日無料でコレクションを案内するガイドツアーを行っており、鑑賞者との会話を深めながら、館内での先住民の声と存在感を高めることを目指している。


 また、保存修復チームにはアボリジナルや先住民のための特別な役職もある。ピンチベックによれば、アボリジナル保存修復師は作品を保存するだけでなく、どのように作品をケアし、作品に関するコミュニティやアーティストとの関係を維持・構築するかを意識的に考えるポジションであるという。そのほか、先住民のアーキビストもアーカイヴや図書館が所蔵する資料に対して先住民の視点を取り入れているという。

「尊敬する」「変化を恐れない」ことの重要性


 日本でも、先住民族の芸術と文化に焦点を当てた展覧会が開催されることがあるが、ピンチベックは、先住民族の芸術に対する認識と評価を高めるために重要なこととして、次のように話す。


 「もっとも重要なのは、尊敬の念を抱くことです。先住民族の知識、文化、そして彼らの存在自体を認め、大切にすることで、先住民族が大切にされているとという認識が社会に広がり、彼らに関する知識が評価されるようになる。そして、それが芸術や演劇、パフォーマンスなどへとつながっていくと思います」。


 冒頭で書いたように、まず先住民コミュニティとその文化遺産を認識し、尊重することが必要となる。そのうえで、先住民のコミュニティや組織と協力して異なるコミュニティ間の文化交流を促進し、美術館・博物館において先住民族の芸術品・文化財を収蔵・保存したり、展覧会や教育など文化交流プログラムを開催することにより、先住民族の芸術に対する認知度や評価を高めることができるだろう。


 ピンチベックはこう続ける。「物事が変化することを恐れる気持ちも理解できますが、私たちの美術館で行っていることを通して、あるいはもっと広い範囲で、変化には価値があることを理解してもらえればと願っています。変化を起こすことは、緊張や恐れよりも得るものが大きいのだから」。

*1──マイケル・ブランド編『The Sydney Modern Project: Transforming the Art Gallery of New
South Wales』(Art Gallery of New South Wales、2022)よりカラ・ピンチベック「Yiribana ... this
way」p.88-105 

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/56f8a03b1c308cbd14ce8fd987b699b661343de9

기타 도구
  • 문자 수 TikTok 다운로드 DouYin 다운로드 BASE64 Base64→이미지 이미지→Base64 URL 인코딩 JavaScript 타임스탬프 유니코드 변환기 JSON 형식 확장자 수정 목록 만들기 CSS 최적화 MD5 암호화 랜덤 생성기 이미지 압축 QR 코드 생성기 QR 코드 리더 배경 화면 미리보기 이미지 EXIF 혈액형 유전 의류 사이즈
  • ジョン・レノンのギター4億5千万円で落札
    2024-05-30

    「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた2人の受領とは
    2024-06-01

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法
    2024-06-02

    死後に再評価が進んだ作曲家の筆頭、ビゼー。その裏には友人の存在が【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-02

    河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
    2024-06-02

    アレクサンダー・カルダー個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」が開催
    2024-06-04

    稀代のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの伝説の始まりはこの1曲から【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-04

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト12。山武市百年後芸術祭、版画の青春、北斎に三島喜美代まで
    2024-06-04

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    宗教2世のドラマが受賞 第50回放送文化基金賞
    2024-06-06

    そごう・西武が百貨店として初めてNFTマーケット開設、NFT作品約100点を発売
    2024-06-06

    アキナの山名さん骨折 毎日放送、ロケ中に転倒
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    今週末に見たい展覧会ベスト8。閉幕の横浜トリエンナーレから、「梅津庸一 クリスタルパレス」、石川九楊の2ヶ月連続個展まで
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛