平城宮跡出土の木球、「打毬」か 奈文研が分析、貴族に流行

平城宮跡出土の木球、「打毬」か　奈文研が分析、貴族に流行

2022-07-29

　奈良市の平城宮跡で約35年前に出土した木球が、西洋の馬術競技ポロに似た日本古来の遊戯「打毬」に使われた可能性があることが30日、分かった。奈良文化財研究所が成果を紀要に掲載した。分析した小田裕樹主任研究員は「当時の貴族に流行した遊びを復元する貴重な資料になる」と話した。

　木球は直径4.8～5.3センチで、直径約3センチの平らな面もあった。天皇に仕える貴族らが多くいたとされる「内裏東方東大溝地区」の溝から約35年前の調査で見つかっていた。出土品の見直しをしているうちに、球に近づけるため側面などが丁寧に整えられており、打毬用の木球とみられることが分かった。

平城宮跡出土の木球、「打毬」か　奈文研が分析、貴族に流行

一力が本因坊初防衛

かど番・藤井聡太、第4局始まる　将棋、叡王戦

授業中の生徒や住民が弾道ミサイル飛来を想定した避難訓練　福島・須賀川桐陽高

幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】

知られざる作品や作家との巡り合いが生まれる高円寺のギャラリーショップ。

道後温泉の記憶を継承するアート　大竹伸朗が“描き”重要文化財を守ったテント膜「熱景」の再生

河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」

映画「ゴジラ‐1．0」の震電は「コックピットだけ復元」のはずだった…山崎貴監督がエピソード披露

写真家たちは強大な権力の抑圧にどう抗ったのか。バルト三国の写真家に焦点を当てる展覧会をレポート

レイモンド・ローウィの名言「優れたインダストリアルデザインは、…」【本と名言365】

国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」

「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」

今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実

「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目

ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設

島左近の墓、京都の寺で発掘調査　三成の腹心、関ケ原後も生存？

沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル！

書評：「日本美術史」を書き換える100年単位の挑戦。『この国（近代日本）の芸術──〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』

岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート

書評：「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン日本に愛された画家』