300年ぶり大修理完了 東福寺「五百羅漢図」全50幅来年公開 2022-11-14 東福寺(京都市東山区)の「五百羅漢図」(国重文)が約300年ぶりとなる大修理を終え、鮮やかな衣をまとった仏弟子の姿などがよみがえった。15日には同寺で一部が披露され、記念法要が営まれた。室町時代の画僧、明兆(みんちょう)が1382年から3年以上かけて挑んだ全50幅の大作。中国・天台山を主舞台に、絹地の1幅(縦約170センチ、横約90センチ)に羅漢が10人ずつ、丁寧に描き込まれている。