「超売れっ子みたい」玉岡かおるさん、新作2冊相次ぎ出版 朽ちない創作意欲、作品に込めた思い語る 2022-12-16 小説「帆神(ほしん)」で今年、新田次郎文学賞と舟橋聖一文学賞をW受賞した作家の玉岡かおるさんが、新作2冊を続けざまに出版した。社会運動家・賀川豊彦の妻ハルの伝記小説「春いちばん」と、世界初となる陶板美術館の誕生秘話を描いた「われ去りしとも美は朽ちず」だ。「こんなハイペースで出すのは人生初。超売れっ子作家みたい」と笑う玉岡さんに、両作へ込めた思いを聞いた。(平松正子)