法隆寺、荒れる境内を美しく CFで整備費 コロナで参拝者半減 2022-06-16 世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)は15日、植木の剪定(せんてい)など境内整備の資金を得るためのクラウドファンディング(CF)を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で参拝者が減少し、収入の柱である拝観料が落ち込んだため。寺は植木の刈り込みや除草の回数が減って境内の美化が滞っていると明かし、古谷正覚管長は「経費削減の努力はしてきた。少しずつ元のように整備していきたい」と支援を呼びかけた。