• 在线工具
  • - 计算器
    • 字符计数
  • - 下载
    • TikTok 下载
    • 抖音下载
  • - 网络工具
    • BASE64
    • Base64 转图片
    • 图片转 Base64
    • URL 编码
    • JavaScript
    • 时间戳
    • Unicode 转换器
    • JSON 格式化
    • 修改扩展名
    • 制作列表
    • CSS 优化器
  • - 加密工具
    • MD5 加密
    • 随机生成器
  • - 图像工具
    • 图像压缩
    • 二维码生成器
    • 二维码识别器
    • 壁纸预览
    • 图片 EXIF
  • - 信息表
    • 血型遗传
    • 服装尺码
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
岩田温の温々熱々 戦歿学徒を批判した哲学者の醜い変節
2023-08-14
岩田温の温々熱々 戦歿学徒を批判した哲学者の醜い変節

我が国におけるギリシャ哲学研究の泰斗の一人に出隆(いでたかし)を挙げることが出来る。出が翻訳したアリストテレスの『形而上学』はいまなお岩波文庫で版を重ねている。また、出隆自身が著した『哲学以前』は、戦前、戦後を通じて多くの人々に影響を与えた。今読み返してみても、知性とは何かを考える際の参考になる好著である。

だが、出隆の戦前、戦後の著作を丹念に読み解くと恐るべき事実が浮き彫りになってくる。

戦時下の昭和19年に刊行された『詩人哲学者』では、「水の杯を出陣の学徒に献ぐ」が「序に代えて」として付されている。戦時下とはいえ、なかなか勇ましい文言が並んでいる。

「滅私なくして奉公はない。ですから皆さんも、今度入営されるときには、私を殺して皇軍の一兵卒に成りきって戴(いただ)きたい」

「諸君は死の準備を、死の稽古をして来られたのである。諸君にはすでに、美しく貴い死への用意は十分である。偉大なる生にまで死ぬる稽古は先づ終わった。今こそ実地に美しく鮮やかな死を死にきって戴きたい」

出陣する学徒を前に、美しく鮮やかな死を望むとまで断言する東京大学教授、それが戦前の出隆の姿だった。学生が国家に殉ずることを是とするだけでなく、むしろ「美しく死んでくれ給(たま)え」とまでいうのだから、死を煽(あお)ったといわれても致し方あるまい。

戦後、出隆は『詩人哲学者』を刊行する際、「序に代えて」を削除し、知らぬ顔を決め込む。占領軍の統治において、軍国主義的思考を有すると判断された大学教員は著作によって公職追放された。出が「序に代えて」を削除した動機が公職追放と関連していたのか否かは今となっては確かめる術がない。

生きていくために、自らの節を屈したとも理解できる。誰もが生きていくことに必死であった終戦直後、多くの変節漢が現れた。家族を養うため、自らが生き延びるため、昨日までの勇ましい言説を変え、民主主義を礼賛し始めた人々が多かった。何も大学教員ばかりではない。小学校、中学校の教員もまた、昨日までの生徒への勇ましい訓示をなかったかのように、民主主義を称揚し始めた。幼き日の石原慎太郎が衝撃を受けたのは、日本人の変わり身の早さだった。戦に負けて明らかになったのは、日本人の醜悪な姿だった。

だが、出の場合は更(さら)に凄(すさ)まじい。戦歿(せんぼつ)学徒の遺稿をまとめた『きけ わだつみのこえ』は、終戦後の日本におけるベストセラーだ。この遺稿集そのものが編集部によって改竄(かいざん)されていたのは周知の事実である。それ自体が死者に対する冒瀆(ぼうとく)なのだが、出隆は戦歿学徒の遺稿を読み解きながら、死者を漫罵する。

東京大学経済学部から学徒出陣したある学徒の絶筆は次の通りだ。

「父上様、母上様 元気デ任地ヘ向イマス。春雄ハ凡ユル意味デヤハリ学生デシタ・・・」

この絶筆に対し出隆は「絶筆とは言え、あまりにも平凡なメモ」と断じ、この種のメモ書きすら採用しなければならなかったとは、いかに遺稿の大部分が「貧弱」であったかは「推して知られる」という。さらに、こうした貧弱な知性は、戦争を感情的に忌避するだけで実際には戦争を止められず、「聖戦」という名の侵略戦争、「屠殺(とさつ)場」に投げ込まれただけだったとまで言い切るのだ。

出隆に従えば、あの世界大戦は「帝国主義的独占資本とその手先の仕業」なのだが、戦で散っていった学徒たちはこうした「悲劇の本質」を知らなかった。 「小さな狭い自己と人情とをうちに見ることは知っていても、横につながる多数の人民大衆と大きな世界の情勢とを、真実につかむことを知っていない」。ただし、それは学徒らの罪ではなく、そうした状況に追いやった戦争の首謀者たちがマルクスやレーニンを学ぶことを禁じていたからだ。要するに共産主義の立場から戦争を眺めることの出来なかった愚かな学徒の手記、それが『きけ わだつみのこえ』だというのだ。

戦時下において「美しく鮮やかな死を死にきって戴きたい」と煽りに煽った男が、実際に戦死した学徒を「愚者」と指弾する。これほど醜悪な姿はない。

知性と倫理とは、必ずしも共存しない。出隆の変節は人間の知性の限界、醜さを我々に示している。

■いわた・あつし 昭和58年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。専攻は政治哲学。一般社団法人日本学術機構代表理事。著書に『政治学者、ユーチューバーになる』など多数。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/4e781bb6acc7218e4692969a9503547a6c73cf1f

其他工具
  • 字符计数 TikTok 下载 抖音下载 BASE64 Base64 转图片 图片转 Base64 URL 编码 JavaScript 时间戳 Unicode 转换器 JSON 格式化 修改扩展名 制作列表 CSS 优化器 MD5 加密 随机生成器 图像压缩 二维码生成器 二维码识别器 壁纸预览 图片 EXIF 血型遗传 服装尺码
  • 囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    社長「関係者や視聴者不安にさせた」と謝罪
    2024-05-30

    意思疎通うまくいかず信頼関係失われた
    2024-05-31

    日テレ、意思疎通できず信頼喪失 「セクシー田中さん」の調査結果
    2024-05-31

    韓国HYBE傘下の代表続投 和解望む意向
    2024-05-31

    声優の増山江威子さん死去
    2024-06-03

    中国でドラえもん映画が興行首位 国際こどもの日に12億円
    2024-06-03

    万博無料招待、大阪の学校7割が希望 「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も
    2024-06-03

    河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
    2024-06-02

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    写真家たちは強大な権力の抑圧にどう抗ったのか。バルト三国の写真家に焦点を当てる展覧会をレポート
    2024-06-04

    アートフェア東京、次回は2025年3月に開催決定
    2024-06-04

    多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート
    2024-06-04

    PARCELで「Not Quite」開催。「~でなくもない」作家が集結
    2024-06-04

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    美術家藤井光さん個展「終戦の日/WAR IS OVER」 希望か絶望か…大分・佐伯の地下弾薬庫跡にこだまする泣き声
    2024-06-07

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛