• Outils en Ligne
  • - Calculatrices
    • Compteur de Caractères
  • - Téléchargement
    • Téléchargement TikTok
    • Téléchargement Douyin
  • - Outils Web
    • BASE64
    • Base64 vers image
    • Image vers Base64
    • Encodage URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertisseur Unicode
    • Formatage JSON
    • Modifier l’Extension
    • Créer une Liste
    • Optimiseur CSS
  • - Outils de Chiffrement
    • Chiffrement MD5
    • Générateur Aléatoire
  • - Outils d’Image
    • Compression d’Images
    • Générateur de QR Code
    • Lecteur de QR Code
    • Prévisualisation de Fond
    • EXIF d’image
  • - Fiches d'information
    • Hérédité du Groupe Sanguin
    • Tailles Vêtements
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
古代ギリシアの古典を100倍楽しむための「意外なコツ」とは?
2023-02-21
古代ギリシアの古典を100倍楽しむための「意外なコツ」とは?

----------
古典を理解するには、その作品が書かれた時代のことを知っている方がいい。日本からもっとも遠い西洋・古代ギリシアの作品となれば、なおさらだ。ギリシア神話、ホメロスの叙事詩、キケロの雄弁術などが生まれた時代を知るうえで、わたしたちが押さえておくべきことは、「音声の文化」かもしれない。(この記事は、『ギリシア・ローマの文学』を抜粋・編集したものです)
----------

 どこの国の文学にもしきたりというものがあって、これを無視してはその文学は理解できない。外国の文学の評価鑑賞にあたって、このしきたり、伝統、環境を知らないために、間々見当違いの批評や解釈が行なわれることがある。これは現代の場合でもそうであるから、ギリシアやローマのように古い時代の遠くはなれた民族の文学においては、最も留意してこの誤りを犯さぬようにしなくてはならない。

 われわれ日本人にとって、いちばんわかりにくいのは、ギリシア・ローマの文学が何よりも先に、音声による文学であったことであろう。

 詩はギリシアでは歌うものとして発達した。ホメーロスの叙事詩も古くは竪琴の伴奏による歌だったし、サッポーの叙情詩も歌であった。エレゲイアは笛を伴った。ピンダロスのあの壮大な複雑極まる詩は音楽と踊りと歌との複合体であった。劇が音声によるものであるのはいうまでもない。散文もまた同じである。

 たんに事実を記すための覚え書きではなくて、文学として公表されたものは、すべて音声を伴うことを前提としていたといってよい。ひとりで読む場合でも、黙読の習慣はまだ一般化していなかったのである。文は朗々唱すべきものでなくてはならなかった。あるいは実際にアンティームに話すようなものでなくてはならなかった。

 それは、言いかえれば、巧みな話術なのである。ここに散文におけるリズムの重視とか演説が文学の一つとして重視された原因がある。散文はことばを詩型という枠から解き放っただけで、なお詩の後継者として、口頭の文学の面影を多分に残していたのである。

 これはプラトーンの対話のような哲学的な内容のものでも、また歴史でも、同じであった。このことは、ローマにおいても同じ、いやある意味ではいっそう強くなった。帝政時代の初めから朗読による作品発表がますます盛んとなったからである。そしてこの音声による文学の伝統は今日でもなお西欧には根強く残っているのである。

 いま一つわれわれに理解が困難なのは、ギリシアとローマの文学における形式の問題である。ギリシアは叙事詩、種々の叙情詩――これを古代ギリシア人は、たんに「歌(メロス)」と呼んだ――劇、散文と次々に新しい文学の領域を開いていくにつれて、新しい形式を生んだ。

 ある文学の種類の形式が一度確立すると、この形式は変わらない。たとえば、叙事詩は常にホメーロスと同じ韻律によらねばならない。そうでなければ、内容は叙事詩的であっても、それは叙事詩とは呼ばないのである。この形式は韻律に限らない。古代ギリシアには多くの方言があって、文学の種類によって使用方言が異なり、語彙が異なるが、これも厳重に守られる。

 このために、アリストパネースの喜劇の中に一行の悲劇からの引用やもじりがあっても、それとわかるのであって、作者も見物がこれを理解するものと期待しているのである。詩と散文の表現法も厳格に区別されていた。だからこそプラトーンの対話の中に見える詩的な用語が生きてくるのである。

 これは古典古代がその名のごとくに古典主義であったことを意味する。作家は前人の作品に、全部暗記しているほど通暁し、それを手本としながら、自分の新しい道を切り開いていったのである。ギリシア文学を模して自分の文学を創造したラテン文学ではこれは特に著しい。ギリシア文学の翻訳翻案からしだいにラテン的ローマ的なものが滲み出してきたのである。

 本書〔『ギリシア・ローマの文学』〕では、以上のような点にとくに留意してギリシアとローマの文学の流れを説明するべく努力したつもりである。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/2d5c7addf39ee2057c25bca40ecdc6d2f8e2c814

Autres Outils
  • Compteur de Caractères Téléchargement TikTok Téléchargement Douyin BASE64 Base64 vers image Image vers Base64 Encodage URL JavaScript Timestamp Convertisseur Unicode Formatage JSON Modifier l’Extension Créer une Liste Optimiseur CSS Chiffrement MD5 Générateur Aléatoire Compression d’Images Générateur de QR Code Lecteur de QR Code Prévisualisation de Fond EXIF d’image Hérédité du Groupe Sanguin Tailles Vêtements
  • 藤井聡太八冠、瀬戸際の戦い 将棋叡王戦、31日に第4局
    2024-05-29

    ブームなぜ起きた? 東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展
    2024-05-30

    原作者の意向は取り入れられたと日テレ
    2024-05-30

    意思疎通うまくいかず信頼関係失われた
    2024-05-31

    白と黒で奏でるインスタレーション 渡辺信子が京都で「White and Black」
    2024-05-31

    〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち
    2024-06-01

    【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた2人の受領とは
    2024-06-01

    芸術レベルのグッズも登場! パリ・東京・大阪の名コレクションが集まる「TRIO展」
    2024-06-01

    富士山麓のダイナミックな食材を味わう“奥・山梨”のガストロノミー〈Restaurant SAI 燊〉。
    2024-06-01

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    「警察密着24時」担当者ら懲戒 テレビ東京、石川社長は3割返上
    2024-06-03

    IT国家の最先端研究を知って 奈良・宇陀市がエストニアへの短期留学事業
    2024-06-04

    文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
    2024-06-03

    「国芳の団扇絵 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」(太田記念美術館)開幕レポート。世界初の展覧会
    2024-06-04

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    「三島喜美代―未来への記憶」(練馬区美術館)開幕レポート。最大規模のインスタレーションも
    2024-06-05

    多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート
    2024-06-04

    「VOCA展」に関するハラスメント防止のためのガイドラインが制定
    2024-06-05

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    今週末に見たい展覧会ベスト8。閉幕の横浜トリエンナーレから、「梅津庸一 クリスタルパレス」、石川九楊の2ヶ月連続個展まで
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛