• Outils en Ligne
  • - Calculatrices
    • Compteur de Caractères
  • - Téléchargement
    • Téléchargement TikTok
    • Téléchargement Douyin
  • - Outils Web
    • BASE64
    • Base64 vers image
    • Image vers Base64
    • Encodage URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertisseur Unicode
    • Formatage JSON
    • Modifier l’Extension
    • Créer une Liste
    • Optimiseur CSS
  • - Outils de Chiffrement
    • Chiffrement MD5
    • Générateur Aléatoire
  • - Outils d’Image
    • Compression d’Images
    • Générateur de QR Code
    • Lecteur de QR Code
    • Prévisualisation de Fond
  • - Fiches d'information
    • Hérédité du Groupe Sanguin
    • Tailles Vêtements
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「小さな声の人」描きたい 幻想的短編8編、不思議な読後感 小川洋子さん新作「掌に眠る舞台」
2022-12-09
「小さな声の人」描きたい 幻想的短編8編、不思議な読後感 小川洋子さん新作「掌に眠る舞台」

 兵庫県西宮市在住の作家小川洋子さんの新刊「掌(てのひら)に眠る舞台」は、舞台をテーマにした幻想的な短編8編からなる。自宅の食器すべての底に、名作「ガラスの動物園」のセリフを書いているローラ伯母さんをはじめ、風変わりな「突き抜けた人」が多く登場する。小川さんは「理屈で説明できないことを懸命にやってしまうのが、人間の最も愛すべきところ。小説に書くべき人間の真の姿だと思います」と話す。(網 麻子)


 小川さんは5、6年前からバレエやミュージカル、演劇を熱心に鑑賞するようになった。劇場では時に、みず知らずの2千人が、スマートフォンを切り、飲み食いせず、2、3時間を過ごす。

 「日常ではあり得ない。みんなが空間と時間を共有し、一種の緊張感と楽しさがある。書きたい世界がいろいろあるぞと、予感がしたのです」と小川さん。「閉じられた空間で、観客という生きている人と、舞台上の異界の人物が、ひとときを過ごす場所。小説でこだわってきた『閉じた世界』の究極の形だと、改めて気付いた」と語る。

 楽屋、お飾りの劇場、廃虚の芝居小屋と、さまざまに形を変えた舞台が現れ、静謐(せいひつ)な筆致で物語が紡がれていく。バレエ「ラ・シルフィード」に心を引かれ、主人公の妖精に手紙を書く少女と、「縫い子さん」が心を通わせる。マンションで独居死した「花柄さん」は、公演後、端役にサインをもらうため劇場に通っていた-。

 「何者でもない人の人生の証しを書き残したかったのです。神さまに選ばれなかった圧倒的多数の人の中の、さらに小さな声の人、社会から忘れさられている人を見つけ出す。そんな作業でした」

 執筆中、コロナ禍で舞台が相次いで休演となり、「上演される一回一回が、ある種の奇跡だと思った」。そんな中から生まれたのが、交通事故の保険金で帝国劇場(東京都)の「レ・ミゼラブル」全公演に通う「私」と、劇場で暮らし、本番がうまくいくよう身代わりとして演じ続ける「失敗係」の女性を巡る「ダブルフォルトの予言」だ。

 帝国劇場の舞台裏を取材したときのこと。いろんな人が働き、出演者が神棚を拝んでから楽屋入りする。本番の舞台とは対照的な雑然とした雰囲気に、「舞台が毎回うまく終わるのは、役者の努力、才能以外に誰かの助けがあるのではと神秘的な気持ちになって」と小川さん。「上演できているのは、『失敗係』がいるからではないかと、イメージが膨らんだ」という。

 いずれも読後、不思議な余韻が残り、登場人物のその後をあれこれ想像してしまう。「小説はどこで終わらせるか悩むし、いつもよく分からない。読んだ人の心の中に残り続ける、という意味で、終わりがないものであってほしい、小説の名残がずっと消えずにいてほしいです」と願う。

 今年還暦を迎えた。「あと何作書けるのかな、1冊、2冊かなと考えるようになった。でも26歳から好きな小説を書いてきたのだから、深く考えずにやればいい。近い目標は次の1作です」

 (「掌に眠る舞台」は集英社・1815円)

【おがわ・ようこ】1962年岡山市生まれ。早稲田大卒。「妊娠カレンダー」で芥川賞、「博士の愛した数式」で読売文学賞と本屋大賞、「ミーナの行進」で谷崎潤一郎賞、「ことり」で芸術選奨文部科学大臣賞など。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/828cb8fa2f23ad81620d4b7957baeb8ce424d91c

Autres Outils
  • Compteur de Caractères Téléchargement TikTok Téléchargement Douyin BASE64 Base64 vers image Image vers Base64 Encodage URL JavaScript Timestamp Convertisseur Unicode Formatage JSON Modifier l’Extension Créer une Liste Optimiseur CSS Chiffrement MD5 Générateur Aléatoire Compression d’Images Générateur de QR Code Lecteur de QR Code Prévisualisation de Fond Hérédité du Groupe Sanguin Tailles Vêtements
  • かど番・藤井聡太、第4局始まる 将棋、叡王戦
    2024-05-30

    将棋叡王戦、藤井が勝ち最終局へ
    2024-05-30

    韓国HYBE傘下の代表続投 和解望む意向
    2024-05-31

    “家形埴輪”大集合、総選挙も 「住宅展示場の気分で」、奈良
    2024-06-01

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    中国でドラえもん映画が興行首位 国際こどもの日に12億円
    2024-06-03

    現代美術作家の杉本博司がYouTubeチャンネル開設 素顔に迫る映像を公開
    2024-06-04

    「企画展 歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」(泉屋博古館東京)開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    彫刻の森美術館で「舟越桂 森へ行く日」が開催へ
    2024-06-05

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    大学入学共通テスト、追試は本試験1週間後 コロナ禍前に戻す 月経痛の配慮明記も
    2024-06-05

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    田名網敬一が新作の巨大インスタレーションを発表へ。世界初の大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
    2024-06-06

    ブリン・バン・バン・ボンが1位 ビルボード、上半期人気曲
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛